岡山市消費者志向経営推進事業公開講座「アパレルにおけるSDGsを取り入れた経営とは」が2月18日、ハッシュタグ(岡山市北区北長瀬表町)で開かれる。
同講座は2018(平成30)年にスタートし、今回が3回目。これまで鎌倉投信の創業者・新井和宏さん、フェリシモの吉川公二さんが登壇した。
SDGsの12番「つくる責任・つかう責任」をテーマに、事業者向けと消費者向けの2講座を行う。2月5日には、楽天の崎村奏子さんとR・B・Kの金藤純子さんを迎えて事業者向け講座を開いた。今回は、デニムアパレルメーカー「ジョンブル」(倉敷市児島)の取締役専務・菅野伸哉さんを招いて、「消費者が持続可能な社会で生きるには何ができるのか」を考える。
ジョンブルは1952(昭和27)年、学生服・作業服メーカーとして創業。「時代を超えて愛される服をつくる」をミッションに持つ。ワンシーズンで売り切らないと在庫となり、廃棄をするアパレル業界において、在庫になった洋服をリメークするなどしてごみを出さない活動をしているという。
講座の企画運営をする岡山NPOセンターの妹尾香苗さんは「自分が使っている商品はどこから来たのか、どのようにして作られたのか、ストーリーを気にしてみてほしい。愛着を持って使えば、大切に使い長持ちする。SDGsやエシカル消費などよく分からないという人にも来てほしい」と話す。
開催時間は19時~21時。参加無料。