当社は、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。このプレスリリースは「株式会社フジワラテクノアート」の夢です。
2050年の世界はどうなっているだろう?
そんな問いを投げかけられたとき、どのような答えを私たちは返せるでしょう。
テクノロジーの進化により、生活の利便性は飛躍的に向上する一方で、異常気象や食糧・エネルギー問題など、私たちの暮らしに直結する地球規模の課題も山積しています。
「地球にやさしい選択か、暮らしの便利さか」
二者択一の様に語られがちなこの命題に対し、私たちはどちらも叶える未来を目指します。
地方の中小企業という枠組を超え、「お客様のために、社会のために尽くす」という企業DNAを胸に、フジワラテクノアートは技術で社会課題を解決することに本気で挑んでいます。
2050年の世界
日本の「麹」文化と発酵技術が導く、持続可能な社会への解決アプローチ
循環型社会という言葉は、近年になって広く使わられるようになりましたが、その仕組み自体は決して新しいものではありません。自然界では、はるか昔から微生物などの働きによって資源が循環する仕組みが存在していました。そして今、微生物の力を活用して、持続可能な社会を築いていこうという動きが世界中で加速しています。
フジワラテクノアートは、1933年の創業以来、醤油・味噌・日本酒・焼酎などの日本の伝統的な醸造食品を支える機械の製造を通じて、微生物--とりわけ「麹菌」を活用する発酵技術を磨いてきました。
フジワラテクノアートの回転式自動製?跫装置
2024年には、ユネスコ無形文化遺産に、麹を利用しコメや麦といった原料を発酵させる日本の「伝統的酒造り」が登録されたことは記憶に新しいでしょう。麹づくりに用いられる麹菌は非常に有用な微生物で、日本の伝統的な発酵食品の製造ひいては豊かな日本食文化の形成において、欠かせない存在です。
麹菌
しかしながら麹菌の培養は、培地や使用する麹菌の種類によって、最適な培養条件が異なり、繊細な管理が求められます。麹づくりは昼夜問わず40時間以上かかるため、作業負荷が高く、安定した品質を保つことも容易ではありませんでした。こうした課題に応えるべく、私たちは麹づくり工程の全自動化を実現、醸造現場の効率と再現性向上に貢献しています。さらにその過程で得た知見を活かし、微生物の力をより広く社会課題の解決に役立てるべく、麹菌の培養方法である「固体培養」の研究も深めています。
微生物の活用といえば液体培養が主流である現代において、あえて固体培養を選ぶ理由--、それは次のようなメリットがあるからです。
◎培地ごと利用可能で廃液の発生がないため環境負荷が低い
◎酵素などの有用物質の生産効率が高い
◎同時に多種類の有用物質を生成できる
また、固体培養は量産やスケールアップに課題があるといわれますが、私たちが蓄積してきた技術力でそれを補えると確信しています。
世界的にも「固体培養」の認知度はまだ高くありませんが、近年様々な分野で活用の可能性が広がりつつあります。フジワラテクノアートでも国内外で複数の共創プロジェクトを進めており、固体培養技術は、これからの持続可能な循環型社会構築にとって重要な基盤技術になると考えています。
夢の実現に向けて、フジワラテクノアートは動き出しています
1. 麹培養の技術で食品副産物や未利用資源をアップサイクル -食糧問題の解決-
2024年11月、麹づくり技術で食品副産物や未利用資源をアップサイクルする新プロジェクト「Enz Koji」が始動。
第一弾として、一般社団法人アップサイクル(所在地:大阪市、代表理事 森原 洋)、ネスレ日本株式会社(本社:神戸市、代表取締役社?兼 CEO:深谷 龍彦)と株式会社栄屋製パン(本社:神奈川県海老名市、代表取締役:梅田 高嗣)との共創から『ポリフェノールたっぷりパン』を発表いたしました。
関連プレスリリース
(一般社団法人アップサイクル:2024年11月28日)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000117594.html
コーヒー麹培養の様子
「Enz Koji」の「En」には、「循環(円)」を意味するほか、麹菌の培養によって生成される「酵素(Enzyme)」、そして複数の共創パートナーとの「縁」を表す意味が込められています。
・「Enz Koji」プロジェクトに関する詳細・お問い合わせ・協業のご相談
https://lp.fujiwara-jp.com/enz/
Enz Kojiプロジェクトロゴ(製作:特定非営利活動法人インクルーシブ・ジャパン 武田 源 氏)
2. 微生物インダストリープラットフォーム -微生物活用による新技術開発と産業化-
優れた研究も、実用化の壁を超えなければ、社会に届くことはありません。私たちは微生物の持つ価値を社会で活用する動きを加速させるため、微生物を活用する研究から産業化までを一貫して支援する微生物インダストリープラットフォームを構築しました。
微生物インダストリープラットフォームイメージ図
このプラットフォームは、有用成分探索から、固体培養条件の最適化、スケールアップ、プラントの設計・建設まで、上流から下流に至るプロセスをワンストップで支援。「実験レベルから商業化までの壁が高い」とされる固体培養の社会実装を、技術面・設備面から総合的にサポートします。
3. 微生物活用や発酵を伝える活動 -日本独自の食文化発信-
フジワラテクノアートは、まだ認知度の低い「固体培養」による微生物活用や、日本独自の発酵技術についての情報を国内外に発信しています。
フジワラテクノアートは、まだ認知度の低い「固体培養」による微生物活用や、日本独自の発酵技術についての情報を国内外に 発信しています。
・岡山大学寄付講座「微生物インダストリー講座」 https://www.ou-m-industry.jp/
微生物インダストリー講座シンポジウム(例年 11 月初旬頃に開催、一般参加可)
・Instagram(グローバル):https://www.instagram.com/fujiwara_techno_art_global
海外講演・プレゼンテーション
・アメリカ・ジョージタウン大学でのカンファレンス登壇「Food as Medicine ~Microbiome,fermentation, and medicinal food~」(2024年5月9日)
https://www.fujiwara-jp.com/news?date=2024/05
・フランス・ランス市にて開催された固体培養に特化したイベント SOLID DAY でのプレゼンテーション(2024年11月19日)
https://www.bioeconomyforchange.eu/evenement/solid-day-fermentation-en-milieu-solide
フジワラテクノアートの持続可能な社会を描くコンセプトムービー
https://www.youtube.com/watch?v=L8qs4eJgdp8
私たちは技術を世界に拡げ、世界中の人々が共に喜び合える豊かで感動に満ちた社会を目指します。
「April Dream」は、4月1日に企業がやがて叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。私たちはこの夢の実現を本気で目指しています。
株式会社フジワラテクノアートについて
フジワラテクノアートは、醤油、味噌、清酒、焼酎などの醸造分野で、醸造機械のパイオニア企業として?跫づくりの全自動無人化への道を切り開きました。以来、そのオンリーワンの技術力が高く評価され、国内において製?跫能力で約80%のシェアを占めています。
日本の食文化のグローバル化に伴い、世界20数カ国へ製品を輸出。さらに、醸造分野で培ったノウハウを活かし、濾過・粉体殺菌機械を開発。一般食品業界やバイオ業界への取組みを行うなど、卓越したプラントエンジニアリング力で豊かな食の未来を拓きます。
【会社概要】
社名:株式会社フジワラテクノアート
本社所在地:岡山県岡山市北区富吉2827-3
代表:代表取締役社長 藤原恵子
設立: 1933年6月15日
事業内容: 醸造機械・食品機械・バイオ関連機器の開発、設計、製造、据付、販売およびプラントエンジニアリング
HP:https://www.fujiwara-jp.com/
【直近3年間の沿革】
2023年3月 第13回「日本でいちばん大切にしたい会社大賞 審査委員会特別賞」受賞。
2023年3月 経済産業省 「DXセレクション2023」グランプリ受賞。
2023年3月 第1期「岡山市SDGs推進パートナーズ」登録。
2023年6月 創業90周年を迎える。
2023年6月 「令和5年度岡山市男女共同参画社会の形成の促進に関する事業者表彰」受賞。
2023年8月 粉体殺菌装置に関する論文が「日本食品工学会論文賞」受賞。
2023年10月 新倉庫((株)フジワラテクノアート大井倉庫)が竣工。
2023年11月 社長藤原恵子 旭日単光章受章。
2024年3月 「健康経営優良法人2024(中小規模法人部門)」認定。
2024年3月 「人的資本経営コンソーシアム」入会。
2025年2月 「おかやま子育てしやすい職場アワード」受賞。
2025年3月 「健康経営優良法人2025(ネクストブライト1000)」認定。
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