サッカーJ2「ファジアーノ岡山」が8月8日、シティライトスタジアム(岡山市北区いずみ町)で第10節「水戸ホーリーホック」戦を行った。
新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛解除後、ホームでの有観客試合は5回目。前回から再スタートしたファジフーズでは、水戸戦限定の「レンコンと牛肉のオイスターソース炒めマウンテン丼」(650円)や当日限定の「瀬戸内LOVE梅じゃこチャーハン」(600円)、「青しそ鶏つくねと夏野菜の華丼(450円)などが販売された。約1800人のファン・サポーターが観戦した。
ホーム3連戦の最終戦となる同試合は、5勝5分け13敗と負け越している「水戸ホーリーホック」が相手。前半29分、松崎快選手からターンをしながらボールを受けた森勇人選手がゴール。水戸ホーリーホックが先制する。
後半2分、ペナルティーエリア内にボールを持ち込んだファジアーノ岡山のイ ヨンジェ選手が放ったボールが水戸ホーリーホックの細川淳矢選手の手に当たり、ペナルティーキックを獲得する。上田康太選手が決め、同点に追い付く。後半8分、上田康太選手のボールを受けた清水慎太郎選手がワンタッチで上門知樹選手へ。ペナルティーエリア左からゴール右隅へのシュートが決まり、逆転。上門選手は、FC琉球から移籍後、初のゴールとなる。後半22分、コーナーキックから田中裕介選手のヘディングパスを上門選手が合わせてゴール。
結果3-1で逆転勝利し、ホーム3連戦を1勝1分け1敗とした。ホームでの勝利は、2月23日の第1節「ツエーゲン金沢」戦以来。通算3勝3分け4敗で15位とした。
ファジアーノ岡山広報担当者の森井悠さんは「ここから土曜日・水曜日と5試合を繰り返すタイトなスケジュールとなる。ホームでは約5カ月半ぶりとなる勝利で、ファン・サポーターの皆さんと一緒に喜びを分かち合えたことが何よりも良かった」と話す。
次節は8月12日、栃木県グリーンスタジアム(栃木県宇都宮市)で10位の栃木SCと戦う。