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岡山で大学生が企画する「ボランティアをやってみたい」大学生交流会 ごみ拾い体験も

グリーンバード岡山チームの後藤寛人さん(左)と菊竹有希さん(右)、大学生の出口杏奈さん(中央)

グリーンバード岡山チームの後藤寛人さん(左)と菊竹有希さん(右)、大学生の出口杏奈さん(中央)

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 「学生ごみ拾い!~ボランティアへの第一歩~」が12月26日、JR北長瀬駅前にあるブランチ岡山北長瀬内のハッシュタグ(岡山市北区北長瀬表町2)で開かれる。主催は岡山NPOセンター。

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 大学生が企画し、当日の運営を行う。ボランティアを始めてみたい大学生を対象としている。今年8月と10月に、ボランティア活動をする大学生などの体験談を聞く交流会をオンラインで実施した。第3回の今回は、街のごみ拾いをするボランティア団体「グリーンバード岡山チーム」と共に開催する。

 当日は、同団体の取り組みについての説明の後、ハッシュタグ周辺のごみ拾いを行う。リーダーの菊竹有希さんは「ボランティアをやってみるまでは、ハードルが高いかもしれない。グリーンバードは、誰でも気軽に参加できるごみ拾い。ボランティアのハードルが下がり、参加への第一歩になってほしい」と話す。

 グリーンバードは、2003(平成15)年、東京・原宿表参道で始まったごみ拾いのボランティア団体。岡山チームは2012(平成24)年3月に活動を始め、岡山・倉敷・玉野などで月3~4回活動している。同イベントでのごみ拾いで418回目を迎える。ごみ袋などの道具は用意していて、手ぶらで参加できる。年齢や職業、国籍もさまざまな人が参加している。

 同イベントを企画した岡山大学2年生の出口杏奈さんは、今年10月の交流会に参加して運営者に加わった。「高校時代に国際交流のイベントで、ボランティアの経験があった。大学生になりやりたいと思っていたが、勇気がなく飛び込んでいけなかった。実際に参加すると歓迎してくれうれしかった。今回は、気軽に参加できることを伝えたい」と話す。当日は、第1回から企画をしてきたノートルダム清心女子大学4年生の手塚春菜さんと岡山大学3年生の田中朱音さんも運営として携わる。

 ごみ拾い後、ボランティアをやってみた感想を共有する交流会を予定している。

 開催時間は14~16時。

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