スムージー店「more fruits(モアフル)」(岡山市北区奉還町3)が2月18日、2周年を迎える。
2019年に店主の橘将太さんが、農家さんと直接仕入れをしたフルーツを使って、「日常にもっとフルーツを」をコンセプトにオープンした。旬のフルーツを使ったスムージーやサンドイッチを提供している。
フルーツの種類の少ない1月初旬からは、金曜の朝と夜だけ営業している。フルーツの皮や捨ててしまうフルーツを使って、香料や染料を作るなどしている。金曜6時~9時は、読書をしながらスムージーが飲める「本とフルーツ」、19時~21時の夜カフェ「週末の常夜灯」として営業している。
2周年イベントとして18日~21日の4日間営業し、「気分のスムージー」(800円)1種類だけを提供。橘さんが客の気分を聞き、当日あるフルーツや野菜を使い、完全オーダーメードで提供する。準備するフルーツは全6種類。使うフルーツの数、牛乳や氷など多くのバリエーションがある。橘さんは「一人一人違う味のスムージーを提供する。居合わせた客同士の会話のきっかけになれば」と話す。営業時間は11時~17時。
「周年のタイミングで感謝を伝えられることはうれしい。一方で、周年イベントは好きではない。イベントだから来てほしいと聞こえてしまうのが好きでない。1周年に作った『1周年だからって、何もしたくない』Tシャツを2周年にして再販売する」と橘さん。Tシャツは、このほかに同店のロゴマークやバナナスムージーのレシピが書かれたものなど3種類ありウェブサイトから購入できる。
イラストレーターの「らすく」さんが描いたステッカーを販売するほか、20日は「野菜工房おおた」と「とののベーコン」(中山下2)、21日は「ツドイバ器」(同)も出店する。
通常営業は4月1日より再開する予定。