イルミネーション「おかやま桃太郎まつり・MOMOTAROH FANTASY 2022」が12月1日、JR岡山駅前東口広場などで始まった。
「おかやま桃太郎まつり・MOMOTAROH FANTASY 2022」のシンボルツリーのイルミネーション
1986(昭和61)年に「岡山の街を明るくしていこう」という趣旨で始まったイルミネーションは、今回で37回目となる。今年のテーマは「希望の想(おも)いをつなぐあかり巡り」。コロナ禍やウクライナ侵攻など暗いニュースが多い中、岡山から明るい光を照らしていこうというメッセージを込めた。
今年は、東口広場・西口広場だけでなく、市役所筋とハレまち通り(旧県庁通り)にも範囲を広げ、12万球以上のLED電球を設置。JR岡山駅東口の大階段下では、高さ約10メートルのシンボルツリーやシャンパングラスをイメージして作られたイルミネーションなど8種類のイルミネーションを楽しむことができる。
2023年1月から予定されるJR岡山駅前工事に伴い、2012(平成24)年から続いた桃太郎像と周辺のイルミネーションは設置しなかった。桃太郎像のイルミネーションは、桃太郎とサル・イヌ・キジが割れた桃に包まれる形が定番で、2015(平成27)年・2016(平成28)年だけ桃に包まれる形でのイルミネーションに。2018(平成30)年は桃ではなくアラベスクアーチを架けた形だった。2019年以降は割れた桃が復活して頭上にミラーボールを加えた形となり、次はどんなイルミネーションになるのかという期待の声もあった。
点灯時間は17時~22時。1月9日まで。