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岡山で瀬戸内エリアのスタートアップ会議 企業トップや知事・市長も登壇

実行委員長を務める藤田圭一郎さん

実行委員長を務める藤田圭一郎さん

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 スタートアップ企業が集まる瀬戸内エリアの会議「BLAST SETOUCHI(ブラストセトウチ)」が11月18日、「岡山芸術創造劇場ハレノワ」(岡山市北区表町3)で行われる。

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 同会議は、昨年11月愛媛県松山市で瀬戸内に特化したリーダーや若者が集まるイベントとしてスタートした。

 当日は、両備ホールディングスの松田敏之社長やイシカワホールディングスの石川康晴社長、KOBASHI HOLDINGSの小橋正次郎社長(以上、岡山市)、ことでんグループ(香川県高松市)の真鍋康正前社長などが登壇し、「瀬戸内のスタートアップ支援で見えてきたこと」「地域ベンチャーキャピタルの役割と未来」「アトツギの持つポテンシャルとは」「リーダーたちは何を考えるか」のテーマでトークセッションを行う。
 伊原木隆太岡山県知事が「天満屋」元社長の立場としても登壇するほか、大森雅夫岡山市長は岡山市のスタートアップ支援の取り組みについても話をする。

 経済産業省が行う「アトツギ甲子園」で今年優秀賞を受賞した「マクライフ」の牛垣希彩さんやネクタイ製造を行う「笏本(しゃくもと)縫製」(以上、津山市)の笏本達宏さんが登壇するほか、スタートアップ企業と跡継ぎベンチャー企業が事業紹介を行う。

 実行委員長の藤田圭一郎さんは、家業の酒販売店を営みながらウェブページの制作会社を経営する。スタートアップ体験イベント「スタートアップウィークエンド」を2017(平成29)年に開催し、起業家コミュニティー「スタートアップキングダム」を立ち上げ、エンジニアやデザイナー、クリエーターのためのシェアハウス「ギークハウス岡山」を運営するほか、岡山市が運営するスタートアップ拠点「ももスタ」のコーディネーターなどを務めてきた。

 「民間主導で始めたスタートアップ支援に行政が加わり、両者の連携ができているのが岡山の特徴。地域や行政、業態の垣根を越えて盛り上げていきたい」と藤田さんは話す。

 開催時間は10時~18時20分。参加費は、一般=7,000円、学生=3,000円。

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