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総社市役所前にスパイスカレー店「シャカ・スパイス」 独学でマイルドな味を

カレー店「SHAKA SPICE(シャカ・スパイス)」店主の守安基将さんら

カレー店「SHAKA SPICE(シャカ・スパイス)」店主の守安基将さんら

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 カレー店「SHAKA SPICE(シャカ・スパイス)」(総社市中央2)が総社市役所前にオープンして、11月28日で3カ月がたった。席数はカウンター9席。

「SHAKA SPICE(シャカ・スパイス)」あいがけカレー

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 店主の守安基将さんは、学生時代に飲食店でアルバイトをした経験はあったが、カレー店での修業経験はない。岡山県外への出張も多かった頃に多くのカレー店を食べ歩いては、どんなスパイスを使っているのか店主と話を聞いたり、ウェブ上にあるカレーレシピをいくつも試してみたりしたという。

 独自の味作りについて、守安さんは「全国の有名店の店内写真やユーチューブなどを見ると、並んでいるスパイスや調合をまねることができた。調合に基本のようなものがあることは分かったが、同じスパイスを使っても同じ味にはならないことも分かった。試行錯誤を1年半ほど繰り返し、自分の味を安定的に作れるようになった」と話す。

 メニューは、チキンカレー、牛すじカレー、ココナツエビカレーに限定メニューを加え、3~4種を提供する。価格は1,100円。あいがけは1,300円。限定カレーは、これまでラムキーマカレー、チキンキーマカレーなど。現在は、牛肉と舞茸のシャカカツカレー(1,500円)を用意している。

 ライスの大盛りは無料、ルーの大盛り(300円)、黄ニラ大使の植田輝義さんが作る岡山産のパクチーの大盛り(200円)ができるほか、青唐辛子のアチャール、スパイスエッグ(以上200円)、温玉、チーズ(150円)のトッピングも用意。プレーン・ストロベリー・マンゴーなどのラッシー(150円追加)などソフトドリンクとサラダのセットも準備している。

 守安さんは「開店した頃は仕込みやオペレーションが大変で、どこかで修業するべきだったと思ったこともあった。カレーは独学だが、スパイスカレーが苦手な人でも食べられる辛すぎないカレー、私のようにパクチーが苦手な人でも食べられる岡パクなど、自分がおいしいと思うものだけを提供する。学生から、会社員、親子連れ、年配者まで多様な人がリピートしてくれる。総社生まれ、総社育ちなので、総社または岡山県産のものをできるだけ提供できる店にしたい」と話す。

 営業時間は、11時~14時30分、17時~20時(土曜は昼だけ営業)。日曜定休。

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