ラーメン店「中華そば藤もと」がブランチ岡山北長瀬(岡山市北区北長瀬表町2)にオープンして、4月13日で1カ月がたつ。
店主の藤本航輝さんは岡山市出身。大学卒業後、警察官として勤務するが、飲食業界への夢をかなえるため岡山に戻り、調味料メーカーに転職。京都での学生時代や中四国を営業する間にたくさんのラーメン店を食べ歩いたり、経営者から教えてもらったりした経験から、ラーメン店で数カ月間働いた後に出店することを決意した。
店内はカウンター7席。「ラーメンに集中できる」よう、一席ごとに間仕切りを設けている。
藤本さんは「岡山のラーメンといえば昔から中華そば。岡山では食べることのできない中華そばを提供したいと思い、試行錯誤を繰り返し、黒いスープの中華そばにたどり着いた」と話す。麺は京都の「麺屋・棣鄂(ていがく)」から仕入れ、スープは豚バラ肉と、国産の煮干し、国産ショウガ、青森県産ニンニクを使い、隠し味に芋焼酎を入れて煮込む。しょうゆは、濃厚しょうゆと和だししょうゆを合わせて使う。
メニューは、中華そば(900円)とチャーシュー中華そば(1,100円)の2品。麺大盛(150円)、ライス(100円、大=150円)、煮卵(150円)のほか、途中で味を変える「味変」用に刻んだチャーシューとショウガを丸めた「生姜玉(しょうがだま)」(150円)を用意する。
「ラーメン作りだけでなく接客も好きなので、ラーメンの話やその他の話などできるとうれしい。ゆくゆくは期間限定メニューも提供できれば」とも。
営業時間は11時~16時。