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岡山ドームで「おかやまワールドフェスタ」 世界20カ国の食と文化紹介

(左から)公益財団法人「橋本財団」の松本あゆみさん、ミーモートウーザーさん、澤衣里さん

(左から)公益財団法人「橋本財団」の松本あゆみさん、ミーモートウーザーさん、澤衣里さん

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 「おかやまWORLD FESTA(ワールドフェスタ)」が4月13日、岡山ドーム(岡山市北区北長瀬表町)で開かれる。主催は公益財団法人「橋本財団」。

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 同イベントは2024年4月に初開催され、今回で3回目。食・文化・言葉を通して国際交流を図ることを目的に、県内・国内に住む外国人とのコミュニケーションをしやすくすることによって相互理解と互いに暮らしやすい社会を目指している。

 会場では、ミャンマーの水かけ祭り体験、インドネシアのヒジャブの着用体験、ベトナムのアオザイなど衣装着用体験、タイの出産時などの祝い時に飾る折り紙トゥン作り体験、日本の着物着付け体験などを、今回初めて行う。

 飲食ブースは、「バトラッシュT.B.W」のベルギーワッフル、「BARIDI」のケニア料理、「TRENCH COFFEE」のグアテマラコーヒー、「タンドールバル&カフェ」のネパール料理、「Alpini」のドイツ料理、「Korean Kitche OWL」の韓国料理、「アリババトルコ料理レストラン」のトルコ料理、「モータウンタコス」のメキシコ料理、「かんたんキッチン」のシンガポール料理、「台湾飯」の台湾料理、「Saborosa」のブラジル料理、「Bonita’s Pinoy Sari Sari Store」のフィリピン料理が出店する。

 福祉活動団体のブースでは、「epoおかやま笑顔プロジェクト」が災害用非常食の販売や救急車の展示を行うほか、「無花果(いちじく)」のモルック体験、「カヤノコ」の組みひもワークショップ、ベトナム料理やカレーなどの飲食ブースも出店する。

 同財団の松本あゆみさんは「あいさつや言葉を交わすなどの交流をもっとしてほしいと思い、外国人とあいさつをするとシールを貼れるシールビンゴも行う。国も言葉も違う人と話して食事を一緒にすれば、似ているところや違うところが見えてくる」と話す。

 このほか、企業や団体が20チーム参加するフットサル大会を開くほか、歩いて行うフットサル「ウオーキングサッカー」は子どもから高齢者まで出場できる。

 ミャンマー出身で同財団研究員のミーモートウーザーさんは「ミャンマーでは、今年は4月13日が正月。互いに水をかけ合い、古い年の悪いものを流す習慣がある。バッグや敷物やミャンマーのクーデターを描いた漫画などを販売し、ミャンマー地震の支援につなげたい」と話す。

 飲食ブースの開催時間は10時30分~16時(フットサルは17時まで)。

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