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岡山初・和食給食の食育出前授業 給食で日本文化知る

節分にちなんだ給食

節分にちなんだ給食

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 岡山市立桃丘小学校(岡山市北区芳賀)で2月3日、「節分の日に豆についての食育授業」が開かれた。

給食を用意する小学生

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 同授業は、農水省が進める和食給食推進事業で、五穀豊穣(ほうじょう)・西居豊さんとパートナー企業、パートナー料理人が、和食推進地域に選ばれた全国200校に和食給食応援団として岡山県で初めて行った。

 午前中は、3年生と4年生に「節分ってなに?」「豆をまくのはなぜ?」など節分行事を説明。「どれが大豆かな?クイズ」や「蒸し大豆とゆで大豆の試食」など、実際の豆を使って授業をした。質問コーナーでは、「なぜ大豆という名前なのか」「いつから豆まきをするようになったのか」など多くの質問が上がった。

 授業の後は、パートナー企業の小倉屋柳本(マルヤナギ)が豆を提供し、パートナー料理人の「お料理祥雲」秋山宣之さんが制作した献立を給食で一緒に食べた。主菜は「イワシのオランダ煮」、副菜は「蒸し大豆の煎(い)り豆腐」、汁物は「岡山県産野菜の沢煮椀(わん)」。

 給食で和食が提供されるのは、全国平均で週5回のうち1.5回。「和食を通して日本の食文化を学び、また地産地消をすることで地元のことを知り、健康な体を作ってほしい」と西居さんは語る。
「子どもたちが大人になった時、その子どもたちに教えてあげられる、一緒に食事ができる環境になってほしい」とも。

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