「ミズベリング岡山旭川2017 みんなでつくる水辺フェス」が現在、10月22日に開催するイベント企画を募集している。
「ミズベリング」とは、「水辺+リング(輪)」、「水辺+R(リノベーション)+ING(現在進行形)」の造語。国内の水辺の活用の可能性を創造していく国土交通省によるプロジェクト。2014年から各地で実施している。
岡山では2015年10月に初めて「ミズベリング岡山旭川」としてイベントを実施。大森雅夫岡山市長を交えてシンポジウムを行った。昨年からイベント公募を実施し、4件が採択された。月見橋周辺で「カヌー体験会」、石山公園で「パンマルシェ」、「旭川かわまちフォトコンテスト授賞式」などが行われた。
現在2回目の公募を受け付けている。石山公園沿いの堤防上、旭川の水面を活用してイベントを行う個人・団体・企業が対象。開催時間は10時から16時まで、時間帯を超過する企画は相談に応じるという。実行委員長の千野(ちの)貴彦さんは「イベントに使いたい場所や使い方の詳細など気軽に問い合わせてほしい。水辺を活用できる最良のチャンス。水辺に集って楽しみ、水辺で過ごす魅力を再発見してもらえたら」と応募を呼び掛ける。
千野さんは「江戸時代は水上交通が発達して船が往来し、問屋街が水辺に発展して賑(にぎ)わっていた。河川は洪水から街を守るよう整備されてきた一方、現在は規制緩和で河川エリアを活用できる機会が増えつつある。水辺も人が集う街の一部として活用してもらえたら」と話す。
締め切りは7月21日17時まで。