![生徒にアドバイスする鈴木慶太選手](https://images.keizai.biz/okayama_keizai/headline/1507944645_photo.jpg)
3×3バスケットボール日本代表候補選手の鈴木慶太さん、沢頭智弘さん、坂東玲央さんが10月12日、岡山市立東山中学校(岡山市中区御幸町)を訪問し、バスケットボール部の生徒と3×3の体験練習会を行った。
3人制バスケットボールの「3×3(スリーバイスリー)」の日本代表男子は10月9日~14日、岡山市で第4次強化合宿を行い、27日~29日にモンゴル・ウランバートルで開催される「FIBA 3×3アジアカップ2017」に備える。合宿中の交流事業として同校と市立芳泉(ほうせん)中学校を訪問した。
選手3人と戦術コーチの中祖嘉人さんは、同校のバスケットボール部37人に3×3の基本ルールや基礎練習を説明し、アドバイスしながら練習を行った。「ピック」「フレア」と声を掛け合いながらプレーするよう指示していた。
活動の最後に選手チームと生徒らがミニゲームを行った。選手のパス回し、ドリブルのスピードに圧倒される場面もあったが、ディフェンスをかわしてシュートを決めた生徒もいた。
終了時に沢頭さんは「シュートを決めて得点する力がつくよう、シュートにこだわってほしい」と生徒にアドバイスした。鈴木さんは「3×3は駆け引きの面白さが凝縮されている。相手の行動を読む力、プレーの判断力がつくとより面白くなる」とも。男子生徒は「選手の迫力あるプレーに驚いた。3×3の戦術を教えてもらい、5人制バスケにも生かせると思う」と話していた。
選手らは14日10時30分~17時30分、イオンモール岡山(岡山市北区下石井1)1階未来スクエアで公開試合などを行う。