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岡山の雑誌「PLUG」、50号から全国誌に

PLUGの編集長YAMAMONさん

PLUGの編集長YAMAMONさん

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 岡山ブランドマガジン「PLUG」が創刊50号から岡山発の全国誌となった。

 2004年冬号からスタートし、アパレル店、美容室などにフリーペーパーとして置き始めた。創刊号の表紙は、当時の岡山市長・萩原誠司さん。テレビシリーズ「探偵物語」の松田優作風の出で立ちでスクーター「ベスパ」に乗っていた。現在は販売をしているが、書店やコンビニに置いてもらい、より幅広い人に目にしてもらうチャンスを作るために価格を付けたという。

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 編集長のYAMAMONこと山本佑輔さんは「これまでは、全国に誇れる岡山を東京へ発信してきた。これからは全国誌として岡山のヒト・モノ・コトを発信する。岡山のことを知ってもらい、岡山の人に誇りを持ってもらえる雑誌にする」と話す。

 同誌は経営者・モデル・スポーツ選手・政治家など「一流パーソン」に、食・ファッション・経済・子育てなど幅広いジャンルをキーワードにインタビューを行い、記事を作成。どんな読者でも楽しめるポイントがある作り方をしている。「専門誌ではなく雑誌。岡山と東京、地方企業と世界的なブランド、荒削りなページと洗練された広告。通常は同じ本の中に見ることないものを一緒に閉じ込めた」とも。

 同号の表紙は、井原市在住のカナダ出身の英語教師DALMARさん。目の周りには円錐形のスタッズ、唇はライトブルー、デニムジャケットを着ている。特集は、作詞家の秋元康さん、GQジャパン編集長の鈴木正文さん、ファッションモデルの秋元梢さんなど9人にそれぞれのローカルについてインタビューしている。このほか、テキスタイルアーティストの三宅典子さんや、トラックメーカーのKEITA SANOさん、元「東京事変」ピアニストの伊澤一葉さん、東京目黒「Kabi」のオーナーシェフ・安田翔平さん、芸人の延藤ミッツェル五郎こと大橋拓三など岡山出身者の記事も。

 後半では岡山地元FMラジオ局とのコラボ企画。岡山県知事・伊原木隆太さんや企業のトップなど約200人が「岡山の誇るべきヒト・モノ・コト・バショ」を回答し、音声はPodcast(ポッドキャスト)でも聞くことができる。そのほか、岡山のアパレル企業「ストライプ・インターナショナル」社長の石川康晴さんによる「哲学塾」では女優の鈴木京香さんと対談。

 「幅広いコンテンツを作成することで、財界人や県知事、芸人からアパレル店員までさまざまの人たちとつながる。大切にしたいのは人。同誌を通して人がつながり、新しい連鎖をつくり出している」とも。