「MINIATURE LIFE展~田中達也 見立ての世界」が4月24日から、岡山天満屋(岡山市表町2)で開かれる。
同店創業190周年記念展覧会の一つで、見立て作家・ミニチュア写真家の田中達也さんの作品120点が並ぶ。会場は10のシーンに分け、どの作品も自由に写真を撮ることができる。立体作品は34点あり、コッペパンが連なり新幹線に見立てた作品「新パン線」は実際に走る。「岡山」をイメージした会期限定作品も予定している。
2011年から作品を毎日SNSに投稿する「MINIATURE CALENDER」を実施。インスタグラムのフォロワーは197万人を超えている。現在、第11回ショーティーアワードのアート部門のファイナリストに選ばれている。
同店販売促進チームの紀伊恭子さんは「タイトルにも注目してほしい。少しオヤジギャグにも思えるタイトルはユーモアに富んでいる。高さが2メートルを超えるブロッコリーの下で写真を撮れる場所は子どもから大人まで楽しめるはず」と話す。フォトスポットは全3カ所。
「最後の設営では、田中さん本人が細かいところまで手を入れる。見立て方に感心する方も多い。自分の好きな角度探し写真を撮るのも楽しいのでは」とも。
24日(10時~、14時~)、29日(13時~、16時~)には、田中さんが来場してギャラリートーク・サイン会も開く。会場限定のオリジナルグッズも200種以上を販売。
開催時間は10時~18時。入場料は、一般=800円、中高生=600円、小学生以下無料。名前に「令和」のいずれかの文字がある人は入場無料。会場は6階葦川(いせん)会館。