「山村BAR」が7月14日、治部(じぶ)邸(岡山県久米南町)で開かれる。
2014(平成26)年にスタートした同イベントは、高梁市や真庭市などの中山間地域にある古民家で開かれてきた。今回が13回目。会場は、1353年に現宮崎県から久米南町へ戦乱を逃れてきた旧庄屋の治部家の屋敷。現在は久米南町が修復し、「農村型リゾート」として宿泊などができる施設となっている。
主催の宮永正基さんが、友人の住んでいた築100年以上と言われる古民家に泊まった時、ゆったりとした雰囲気の中でおしゃれにお酒を飲みたいと思い、同イベントを企画した。
2018(平成30)年からは、土屋幸生さんのアート作品「ハンギョマンズ」との共同企画もスタート。バー空間とギャラリー空間を兼ね備えた古民家の新たな使い方を提案。宮永さんは「中山間に来てもらい、都市部とは違う雰囲気を感じてもらうと新たな発見があるはず。次回の開催場所が来場者から提案されたこともある。新しい出会いやつながりが生まれることも期待している」と話す。
当日は出張バーテンダーとして「ber.comptoir」(北区磨屋町)の園田浩也さんが久米南町の特産物であるゆずを使ったカクテルを提供するほか、「cafe&deli Surprise」(久米南町)が久米南町の野菜を使った料理を提供する
開催時間は12~16時。入場無料。