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備前市で映画「ハルカの陶」上映会 主演の奈緒さんら舞台あいさつも

映画「ハルカの陶」のメガホンを取った末次成人監督

映画「ハルカの陶」のメガホンを取った末次成人監督

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 映画「ハルカの陶(すえ)」上映会が1月25日・26日、「備前市民センターホール」(備前市西片上)で行われる。

 2011(平成23)年に第13回岡山文化賞功労賞を受賞した漫画「ハルカの陶」が原作の同映画。2018(平成30)年10月に約2週間かけて備前市伊部(いんべ)で撮影された。備前は、瀬戸、越前、常滑(とこなめ)、信楽(しがらき)、丹波に並ぶ「六古窯」として、2017(平成29)年に日本遺産に認定された。

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 岡山県内では、イオンシネマ岡山(岡山市北区下石井2)で昨年10月25日から先行上映した後、岡山メルパ(岡山市北区駅前町1)、ジョリー東宝(岡山市北区中山下1)でも上映された。

 監督の末次成人さんは、2006(平成18)年からシンガポール、ベトナムに滞在し、現地のテレビCMやプロモーション映像を手掛けている。日本を離れて、日本の伝統芸能に興味を持ちはじめた際、備前焼に出合ったという。末次さんは「1000年の歴史があり、土と火だけのシンプルな備前焼。価値をどうやって伝えればいいかを考えた。映画としてのストーリーに感情移入してもらえるように心がけた」と話す。

 「映画は地域の人と一緒に作った。たくさん助けてもらった。やっとお披露目ができる。人間国宝もいるような伝統ある備前焼を、私が題材にするにはおこがましい気持ちがあった。それすら受け入れてくれる地域の人の温かさに支えられた。とても感謝している。撮影中、地域の人と近い場所にいれたことでリアルな方言もたくさん聞けて楽しい時間となった」とも。

 「主人公・小山はるかが備前焼に魅せられ、熱中して1つの物に真剣に向き合う姿は、本当の備前焼作家も同じ。私にはとても幸せそうに見えた」と末次さん。「家族、人と人、人と地域、人と焼きもの、大切なつながりにも焦点を当てた。窯(かま)たきは実際に火を入れ、迫力ある映像が撮れた」と撮影を振り返る。

 映画には、岡山出身俳優の八木景子さん(広田ゆかり役)、小棹(おざお)成子さん(宮本ミヨ役)、岡田健太郎さん(鹿賀役)も出演している。

 25日は主演の奈緒さんをはじめ、末次監督、主題歌「スプートニクの夜明け」を歌ったサボテン高水春菜さんが、26日は末次監督、サボテン高水春菜さん、八木景子さんらが舞台あいさつを行う。

 上映時間は12時と15時。入場チケットは1,100円。