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岡山・北長瀬「市営住宅解体予定地」をモデルに市民フォーラム SDGsで思考実験

「くらしのたねまき・市民フォーラム」を主催するまちづくり有志の会の青江整一さん

「くらしのたねまき・市民フォーラム」を主催するまちづくり有志の会の青江整一さん

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 「くらしのたねまき・市民フォーラム」が2月7日、岡山市シティミュージアム(岡山市北区駅元町)で開かれる。主催は「まちづくり有志の会」。

 岡山市営住宅「北長瀬みずほ住座」解体予定地の約4800坪をモデルとして、2018(平成30)年度に「地域防災」「地元経済」「自然環境」「エネルギー」をテーマとしたシンポジウムを開いた。アル・ゴアさん著「不都合な真実」の翻訳や島根県海士町など地方創生プロジェクトのアドバイザー・枝廣淳子さんやパーマカルチャーデザイナーの四井真治さん、経済産業省の田中将吾さんが有識者ネットワークとして加わり、多くのインプットと話し合いを行ったという。

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 今回のテーマは、「SDGsパイロット地区を目指して今、わたしたちができること」。枝廣さんが「SDGsの実践が地元経済を創りなおす」をテーマに講演を行う。その後、SDGsの目標11「住み続けられるまちづくり」の観点から「思考実験」をしてアウトプットを行う。同会の青江整一さんは「平成30年7月豪雨を経験し、今まで以上に現実的な防災意識が強くなった。ご近所付き合い、グリーンインフラ、ゴミ問題、食べ物だけでないものやエネルギーも地域で作ったものを使うなど、暮らしやすさをどうつくっていけるかを実践レベルで考えてみる」と話す。

 青江さんは、2015(平成27)年、JR北長瀬駅周辺の「西部総合公園(仮称)」の岡山市主催のワークショップに参加して以来、座談会、ニーズ調査、共同推進モデル事業など多くに参加してきた。自身が経営する住宅メーカー「ミナモト建築工房」(岡山市北区辰巳)でも、シンボルツリーや家庭菜園を勧めるなど、住環境に対する意識向上を行っているという。

 「同フォーラムは、先進的な住環境で暮らしてみたいという人だけでなく、エネルギー、土木、建築だけでなく、福祉、医療、スーパーマーケットなど住生活に欠かせない事業主など参加をしてほしい。多くの市民のアイデアを集め、2020年度中に解体される同場所について岡山市と対話をしてより良い活用となることを望んでいる」とも。

 開催時間は14時~17時。参加無料。

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