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岡山・国指定重要文化財「旧大國家住宅」の見学会 調査解体の様子も

「旧大國家住宅」の調査解体を行う文化財建造物木工主任技術士の芥川英祐さん

「旧大國家住宅」の調査解体を行う文化財建造物木工主任技術士の芥川英祐さん

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 「旧大國家住宅」(和気町)の一般見学会が、2月9日に行われる。

見学会が開かれる「旧大國家住宅」の蔵1

 同建物は、旧大原家住宅(倉敷市)、大橋家住宅(倉敷市)などと同じ国指定重要文化財建造物に2004(平成16)年に指定された。主屋は1760(宝暦10)年、蔵座敷は1801(享和元)年に建築された。江戸時代には酒造業で栄えた大森家が後に大國と名乗るようになったという。

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 主屋は、約18.8メートルの正方形。2つの建物を建物でつなぐ「比翼入母屋(ひよくいりもや)造」で、吉備津神社・本殿(岡山市北区吉備津)と同じ形をしている。上から見ると「エ」の字に見えるという。

 今回は、1808(文化5)年ごろ建てられた隣接の蔵を解体する。文化財建造物木工主任技術士の芥川英祐さんは「全てのくぎ、くぎ穴、部材、土壁まであったものを記録していく。調査をしながら解体し、使える部材はもう一度使って修復する。現状を見られるのはこの見学会だけ。重要文化財の保存修復の仕方も同時に知ってもらいたい」と話す。

 蔵は今年3月には解体され、全ての保存修理工事は2027年に終わる予定。

 開催時間は10時~12時。参加無料。問い合わせは、学び館「サエスタ」(TEL 0869-88-9110)まで。

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