イルミネーションイベント「MOMOTAROH FANTASY2023」が11月30日、JR岡山駅東口広場などで始まった。
1986(昭和61)年に「岡山の街を明るくしていこう」という趣旨で始まったイルミネーションは、今回で38回目。今年のテーマは「夜空の幻想空間」。
昨年同様、JR岡山駅前東口広場の路面電車乗り入れ工事などに伴い桃太郎像のイルミネーションは行わない。彫刻家の岡本錦朋(きんぽう)さんが作った桃太郎像は1971(昭和46)年、岡山西ロータリークラブが寄贈。桃太郎が桃の中に入るバージョン、桃が割れるバージョン、ミラーボールが頭上で輝くバージョンなど展開してきた。毎年、どのようなイルミネーションになるのかを期待する声がSNSなどで話題となっていた。
今年のイルミネーションは、昨年から1万球増の約13万球のLEDを使用。岡山駅前東口広場では、高さ約10メートルのシンボルツリーとシャンパングラスをイメージしたグラスイルミネーションを展開。岡山駅西口広場ではピーチアラベスクイルミネーションが、市役所筋やハレまち通りでは、街路樹、植栽の一部でイルミネーションが、それぞれ点灯する。
点灯時間は17時~22時。来年1月8日まで。