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岡山ラーメン学会の忘年会で新人賞発表 2018年断トツの「麺酒一照庵」

あたらし屋の店主を囲む岡山ラーメン学会の黒瀬昌彦会長(右)と岡山のラーメン調査隊の松本悠助さん(左)

あたらし屋の店主を囲む岡山ラーメン学会の黒瀬昌彦会長(右)と岡山のラーメン調査隊の松本悠助さん(左)

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 岡山ラーメン学会が12月16日、忘年会で2018年新人賞を発表した。

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 昨年と同じ沖縄料理居酒屋「あたらし屋」(岡山市北区表町2)を会場にして、約30人の学会員が参加した。「岡山ラーメン学会」は1999年、岡山のラーメン文化の発展に寄与するために発足された任意団体。主にインターネット上で情報の公開と交流をしている。現在、フェイスブックグループには会員が7300人以上。同会の忘年会は15回以上続いており、2015年から「岡山のラーメン調査隊」と一緒に行っている。

 入場時には、今年開店した34店のリストが配られた。1950(昭和25)年創業のラーメン店「冨士屋」(奉還町2)が7月に岡山駅東口にオープンした新店、12月に開業した商業施設「イコットニコット」(駅前町1)内にできた「岡山ラーメンマッピングランド」の県外の4店なども掲載されている。

 リストの中からラーメン学会「新人賞」を選ぶ投票が行われ、4月にオープンした「麺酒一照庵」(中山下2)が優勝した。投票は同店が12票、2位の「らぁ麺はんにゃ」(野田屋町1)と7票差。3位は2票の「らー麺処10TEN」(磨屋町)と「鳥ガラらーめんはれ三」(玉野市)となった。会長の黒瀬昌彦さんは「今年は岡山らしいしょうゆ味のラーメン店だけでなく、みそラーメン専門店など、県外からの勢いのある新店も多かった」と振り返る。

 恒例のラーメンクイズも行われた。全問3択で、「この中で一番細い麺が使われているお店は」や「岡山名物デミカツ丼のセットがないお店は」など10問を出題。例年に比べても難しく、高得点者が少なかった。

 閉会時には岡山の老舗製麺店「飛竜」のラーメンセットが配られ、参加者の多くは1位に輝いた「麺酒一照庵」に向かっていった。

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