
情景描写ピアニストの山地真美さんのコンサート「LIFE CHANGE(ライフ チェンジ)」が4月6日、岡山県立美術館ホール(岡山市北区天神町)で開かれる。
山地さんは、日本全国100カ所以上の現地に行き、音楽を作るピアノで情景描写する映像作品「浮世音」を展開するほか、参加者を募って結成した、地域に密着した音楽を作る「100人オケ」プロジェクトなどを行っている。
昨年6月のコンサートでは、グランドピアノ2台と電子ピアノ2台を舞台に配し、映像と共に演奏した。約30分間は曲間にMCを挟まず、移動するところまでもパフォーマンスとして世界観を作ることに挑戦した。今回も同様のスタイルで行う。
今回のテーマは「LIFE CHANGE(ライフ・チェンジ)」。2022年に情景描写した曲を制作した能登半島が昨年、地震に見舞われた。山地さんは「同じ日常が明日もやって来るとは限らない。今を生きることを大切にしてほしい。そんな気付きになるようなステージにしたい」と話す。
第1部では、津山の鶴山公園の桜の映像などと共にピアノを奏でる。第2部では、芥川龍之介の小説「ピアノ」をFMくらしきでパーソナリティーを務める高月弘子さんの朗読とコラボする。
山地さんは「中高生の頃、ピアニストになりたいと夢を口にすることができなかった。他人の目を気にして踏み出せなかった。今回、これまでとは自由な自分に一歩を踏み出したいと思い、タイトルを『私へ』と名付けた曲を作った。海外のオーケストラが演奏したくなる日本の曲を引っ提げて、海外で演奏する夢をかなえるため、私自身も踏み出していきたい」とも。
14時開演。入場料は、当日=4,000円、ペア=6,000円。