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岡山で日本遺産「桃太郎伝説」を巡る30プログラム オンライン古墳探訪も

プログラムブック作成を担当した永田あいさん

プログラムブック作成を担当した永田あいさん

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 日本遺産「桃太郎伝説」を体験できる「体験型おもてなしプログラム」の提供が10月9日、始まった。

 2018(平成30)年、「桃太郎伝説の生まれたまち・おかやま」が日本遺産となった。昔話「桃太郎」の原型となった桃太郎伝説に関わる28の構成文化財が岡山市・倉敷市・総社市・赤磐市に存在する。同昔話では鬼の原型とされる「温羅(うら)」に関係する鬼ノ城・鬼の釜、桃太郎の原型とされる「吉備津彦命(きびつひこのみこと)」をまつる吉備津神社の「鳴釜神事」や「矢立の神事」、5世紀に作られた造山古墳など遺跡や古墳などがある。

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 昨年からスタートした同プログラムは、桃太郎伝説のストーリーや文化財の魅力を気軽に楽しめるワークショップやツアーなど準備している。プログラムは、一般公募で選ばれた30プログラムを予定している。岡山城で撮った「映える写真」にハッシュタグをつけて投稿する「岡山鬼スタグラム」や「牟佐大塚古墳と歴史の道ウォーク」など昨年の人気プログラムも行われる。

 日本酒「鬼ノ城」を造る板野酒造(岡山市北区大井)の酒蔵見学(11月30日まで)、くらしき
健康福祉プラザ(倉敷市笹沖)で行われる「桃太郎のきびだんご手作り教室」(10月25日)、岡山造山古墳ビジターセンター(岡山市北区新庄下)で開かれるオカリナ奏者・軽部りつこさんによる「もも笛のミニコンサート」(11月7日)などを予定している。

 このほか、岡山市内でも楽しめる「桃太郎を追いかけて」では、飲食店など10店が桃太郎伝説メニューやグッズの販売がある。両宮山古墳の近くにある「オムライスの店・山陽店」(赤磐市)では「古墳オムライス」、「うどん屋たぬき」(岡山市北区表町1)では「鬼ヶ島うどん」、雑貨と喫茶「ネイロ堂」では「古墳カレー」を提供する。

 「特選古墳・オンライン探訪」では、かまどねこさんが珍墳・迷墳・超絶美墳など「知られざる古墳」をオンラインとオフラインで開催するほか、写真家・浅田政志さんのオンライントーク「桃太郎伝説を学ぶ!?」を準備している。

 同プログラムをまとめたプログラムブック作成を担当した永田あいさんは「一般公募して地域の人が考えた魅力あるプログラムが集まった。岡山にある桃太郎伝説を通したたくさんの魅力を楽しんでほしい」と話す。

 12月27日まで。