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岡山・日本遺産「桃太郎伝説」にキャッチコピー ワークショップで作って発信

みんなの集落研究所の阿部典子さん

みんなの集落研究所の阿部典子さん

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 みんなの集落研究所が11月3日、「日本遺産コピーライティングワークショップ」を開く。

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 今年5月24日、「『桃太郎伝説』の生まれたまちおかやま~古代吉備の遺産が誘(いざな)う鬼退治の物語~」が文化庁から日本遺産に認定された。申請は岡山市・倉敷市・総社市・赤磐市が行った。

 今回のワークショップは、桃太郎伝説にまつわる文化財27点の魅力を県内のクリエイターと一緒にキャッチコピーを作り、分かりやすく伝えることを目的としている。第1回(11月3日)=「文化財の価値と来訪者の目線を知る」、第2回(11月24日)=「実際にコピーを考えてみる」、第3回(2019年1月27日)=「コピーを磨いて、使い方を考える」の3回のワークショップを行う。

 文化財に選ばれたのは、鬼ノ城や吉備津神社、造山古墳などの場所や建物だけでなく、鳴釜神事、吉備特殊器台、岡山の桃、きびだんごも含まれている。

 同団体の阿部典子さんは「地域の価値を守る人と国内外からくる観光客の間にいる発信者になってほしい。これまでの100年を知り、これからの100年のための知的好奇心を呼び起こすようなキャッチフレーズができることを願っている」と話す。

 作られたキャッチコピーは著作権フリーで使えるようにして、岡山市や岡山県のPRにも使ってもらえるようにする予定。

開催時間はいずれも13時30分~16時。参加無料。

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