講演会「発達特性のある子を育てる・支えるヒント」が6月6日、岡山コンベンションセンター(岡山市北区駅元町)で開催される。主催は公益財団法人「橋本財団」。
同団体は、日本語に困難がある外国ルーツの子どもに向けた教育支援など、地域社会福祉の増進に寄与するために2017(平成29)年に設立された。2022年には「インクルーシブ教育とは?考えをシェアする会」を立ち上げ、障害があっても通えるイタリアのフルインクルーシブについてなど国内外の事例を学ぶ講演会を開いてきた。
6回目となる今回の講演会は、「学習支援レインボー教室」を運営する津守慎二さんを講師に迎える。津守さんは「認めて・褒めて・大事にする」をモットーに、現在3教室で約200人の子どもの支援に携わる。
当日は、特性を育て方の問題ではないことを科学的・実践的な視点から理解すること、子どもの自己肯定感を高める言葉がけ、本人に合った環境の工夫などについて講演するほか、日頃の疑問や不安を相談できる質疑応答、希望者によるグループトークを予定している。
同財団の松本あゆみさんは「発達障害のある子を育てる保護者が一人で抱え込みすぎないために、特性に応じた環境を学ぶ機会として企画した。何より保護者が元気で心に余裕を持つことが、子どもにとって一番の支援になる。同じ悩みを持つ人同士で不安を共有し、セルフケアの方法を学ぶことで、参加者の心が少しでも軽くなる時間にしたい」と話す。
開催時間は13時30分~16時30分。参加無料。オンラインで同時配信も行う。日本語や聞こえに困難がある人向けの字幕表示や、6カ月から12歳までの無料託児も用意する。