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岡山の旅行誌発売記念の落語会 柳家花緑さんが「岡山落語」披露

岡山落語を演じる柳家花緑さん

岡山落語を演じる柳家花緑さん

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 イベント「d47落語会・岡山県」が11月12日、ルネスホール(岡山市北区内山下1)で開催される。

 ロングライフデザインをテーマとする「D&DEPERTMENT」は10月16日、47都道府県をデザインの視点で編集する旅行誌「d design travel岡山」を発行した。岡山は28号目となる。誌面では、編集長の神藤秀人さんが岡山県内に滞在した2カ月間の中から選んだ、岡山に根付いた「長く続くもの」「その土地の個性、らしさ」を掲載する。

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 同誌の発刊に合わせ、作家の藤井青銅さんは岡山を題材にした新作落語「岡山落語」を書き上げた。イベント当日は、落語家の柳家花緑さんが高座に上がる。落語会は2012(平成24)年から始まり、今回で24回目となる。「岡山落語」は同時代落語と呼ばれ、現代を舞台としたストーリーを展開するため、柳家花縁さんは洋服姿に椅子で落語を披露する。

 当日は、着物姿に座布団での古典落語も披露する。このほか、落語を書いた藤井さん、D&DEPERTMENTのナガオカケンメイさん、同誌の編集長・神藤さんによるトークショーを予定している。岡山県知事の伊原木隆太さんも登壇し、「岡山落語」の奉納式を行う。奉納された落語は、誰でも自由に演じることができるようにする。

 柳家花緑さんは「15年ほど前から独演会で岡山を訪れている。岡山には何度も来ているが、同誌で初めて知ることが多い。岡山の人は、先走りたくなく出遅れたくない人の印象がある。遠慮せず、どんどん笑ってもらえれば」と話す。

 「落語という芸能は長く親しまれてきた。同時代落語のように現在に合わせたやり方で続けていくこともロングライフデザインだと思う。藤井さんから届く岡山落語は3日で覚える。全国のどこの人が聞いても面白い岡山のことを楽しめる落語となっている」とも。

 藤井さんは「同誌の内容にとらわれず、作品をつくる。岡山は晴れの国というイメージが以前からあった。書籍『ハリウッド・リメイク桃太郎』を今年10月に偶然に出版したばかりで、桃太郎の印象は強く落語にも反映されそうだ」と話す。

 19時開演。定員は150人。チケットは、前売り=3,300円、当日=3,500円。