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岡山で「なんでそんなん大賞」募集 玉野のホステルでエキスポも予定

(左から)「クロンの閉め忘れ」の発見者でスタッフの丹正和臣さんと行為者の中野厚志さん

(左から)「クロンの閉め忘れ」の発見者でスタッフの丹正和臣さんと行為者の中野厚志さん

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 「第1回なんでそんなん大賞」の募集が現在、行われている。

 生活介護事業所「ぬかつくるとこ」(都窪郡早島町)は5月12日、「なんでそんなんプロジェクト」を発表。同プロジェクトは、他人の「よく分からないものや行為」を断絶・排除するのではなく、また無理に分かり合おうとするのではなく、分からないことを楽しむ「何でそんなん」に注目し、見つける発見者を育成することで生きやすい社会を目指す活動。

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 「第1回なんでそんなん大賞」の募集は11月1日にスタートし、「なんでそんなんエキスポ」の会期2月21日まで募集する。審査員には、大原美術館の学芸統括・柳沢秀行さん、芸術家で放課後等デイサービス「ホハル」代表の滝沢達史さん、就実短期大学教授の柴川敏之さん、岡山大学大学院ESD協働推進室助教の柴川弘子さんが務める。

 「クロンさん」と呼ばれる「ぬかつくるとこ」代表の中野厚志さんは部屋の出入りをするとき、扉を最後まで閉めない。いつも閉まっていない扉を発見したスタッフが、その様子を写真に撮り、「クロンの閉め忘れ」と題して応募した。中野さんは「自分には理解できない他人の『何でそんなん』を発見し、応募してほしい。私の締め忘れのような他人の些細(ささい)な行為にイライラするのではなく、『何でそんなん』とツッコミを入れて楽しんでしまいましょう」と呼び掛ける。

 同エキスポは、応募された作品のうち実行委員が選んだ作品を展示する。会場の「HYM hostel(エイチワイエム・ホステル)」(玉野市宇野)は、瀬戸内海に面する東山ビルを2014(平成26)年ごろから改修してオープンした。2階~4階の約10部屋を展示スペースとし、うち数部屋は作品と共に宿泊できる。

 2月14日には、「ほんとのことはわからん音頭」「なんでそんなんの歌」を制作した中ムラサトコさんの「中ムラサトコ・ライブ」も同ホステルで予定している。

 応募資格は無く、特設サイトから投稿できる。