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岡山出身・陸軍通訳追ったドキュメンタリー、地元で上映 「若い世代に見てほしい」

岡山出身・陸軍通訳追ったドキュメンタリー、地元で上映 「若い世代に見てほしい」

満田康弘監督と福井柑奈さん(左)

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 イオンモール岡山おかやま未来ホール(岡山市北区下石井1)で9月3日、ドキュメンタリー映画「クワイ河に虹をかけた男」上映会&監督トークショーが行われる。主催は岡山西南ロータリークラブ。

 同作は、昨年7月シネマクレール(丸の内1)を皮切りに、岡山映画祭2016、岡山メルパ(駅前町1)など全国約30カ所で上映された。同クラブ会長の堀敬夫さんは「戦争のことを語られることが少なくなったこと、主人公の永瀬隆さんが岡山出身であることから多くの人に見てもらいたい」と話す。

 映画上映のほか、映画に描かれていない後の話や監督が感じていることなどについてトークショーも行う。学生を対象に配布するガイドブックは自分の感想を書き込めるノート形式となっている。

 ストーリーは太平洋戦争中、陸軍通訳として東南アジア・タイに出兵していた岡山出身・永瀬さんの戦後20年を追ったドキュメンタリー。当時、日本軍はタイからビルマ(現ミャンマー)まで約415キロの鉄道「泰緬(たいめん)鉄道」を建設。同工事に参加したのは、イギリス・オランダ・オーストラリアの連合国捕虜6万人と現地アジア人労務者25万人と言われている。多くの犠牲者を出した同鉄道は「死の鉄道」とも呼ばれている。戦後、永瀬さんは和解と巡礼の旅に出る。135回のタイへ渡航。元イギリス人捕虜との和解の会やクワイ河平和基金の設立など、妻佳子さんと二人三脚で活動する姿を映し出す。

 同イベントの番外編として、6月3日奉還町にある興譲館アカデミア岡山校SGSGで高校生・大学生を対象に同イベントチラシのキャッチコピーを考える授業を開催。監督の満田康弘さんは「若い世代に見てほしい。終わった話とふたをするのではなく、同世代で考えられるきっかけになってほしい」と話す。7月22日、岡山出身アイドル福井柑奈さんによる1人上映会を行った。福井さんが感じたことを自身のSNSなどで発信した。

 「今後は海外での上映なども行っていきたい。まずは岡山の多くの人に見て、感じてほしい」と満田さんは話す。

 開催時間は13時~16時30分。入場無料。

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