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岡山・表町にカフェ&バル新店 ストーリーのある「食」を提供

アマゴを持つ店主の松田礼平さん

アマゴを持つ店主の松田礼平さん

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 岡山・表町にカフェ&バル「naradewa(ナラデワ)」(岡山市北区表町3)がオープンして1カ月がたった。

「naradewa(ナラデワ )」で提供されるアマゴ

 西大寺商店街内・表町の南時計台の近くに4月19日にオープンした同店。1階=2人掛けテーブル3卓、2階=6人掛けテーブル2卓、カウンター3席の計21席。以前、呉服店だった物件を改装し、「人杜守(ひとともり)」(新見市新郷)の家具を主に使っている。

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 店主の松田礼平さんは2014年、福岡市から新見市神郷町に「地域おこし協力隊」として移住。同町で最後の1軒となったアマゴの養殖業を引き継いだ。福岡に住んでいた頃、スペイン料理店でシェフを3年以上した経験もある。

 アマゴはサケ科の川魚で、脇腹に赤い斑点がある。イベントなどでアマゴの塩焼きを販売していたが、想像以上にアマゴを知らない人が多いことから、岡山市内に飲食店を開くことを考え始めたという。現在、直径約10メートルの4つの池で約5万匹を養殖。秋に生まれたアマゴは12月ごろには約20センチになり、春から初夏にかけて旬だという。

 同店はアマゴ専門店ではなく、店名にある「~ならでは」とストーリーのある食材や食べ物を提供する。プレートは4種類提供。「アマゴの塩焼き定食」「五島うどん定食」「生パスタプレート」「カレープレート」(以上980円)。松田さんは「アマゴは串を持ってかぶりついてほしい。頭から尾まで全て食べられる。店内でも炭火を使って水分を飛ばし焼くため、身が締まっている。あっさりしていて自然な甘みを感じてもらえるはず」と話す。

 使っている米や野菜は岡山県産が中心。地域おこし協力隊のころに知り合った県内の生産者の「ならでは」のものも使っている。「全てにストーリーがあり、話が弾むこともある。誰かの、どこかの、何かの『ならでは』を提供したい。『食べる』でつながれる場になればうれしい」とも。

 デザートにはPASIONの「スコーン」(230円)と自家製の「クレマカタラーナ(クリームブリュレ)」(520円)を提供。スコーンはプレーン、イチゴ、ゴボウやササゲ豆などを季節ごとに用意。

 ドリンクメニューは、地域おこし協力隊で神奈川県からやって来た野波晶也さんが運営する農場「岡山ワインバレー」の白ワイン「HAKUBI(はくび)」(グラス=880円、ボトル=5,000円)、赤ワイン「QAGURA(かぐら)」(ボトル=6,000円)を提供している。そのほか、インディーペールエール(650円)などビール5種、ラフロイグ(780円)などウイスキー5種も取りそろえる。

 営業時間は11時~22時(金曜・土曜は21時まで、日曜は17時まで)。

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