「クラウドファンディングで想(おも)いをカタチに#8岡山編」が1月29日、カフェ&バー「naradewa(ナラデワ)」(岡山市北区表町3)で開かれる。
主催は、昨年7月にスタートした地域密着型クラウドファンディング「晴れ!フレ!岡山」を運営する「READY FOR(レディーフォー)」(東京都千代田区)。山陽新聞社、中国銀行と連携して行う。
ラグビーW杯・パブリックビューイングの開催や、平成30年7月豪雨で被災した真備町のパン店が作る新商品「マビレーヌ」の開発、アフリカ布で作るフェアトレードな洋服「jam tun(ジャムタン)のセネガル縫製所の整備など募集終了したクラウドファンディングは10件。全てのチャレンジで目標達成しており、総額は2,000万円以上。募集で集まった最高額は1,124万円。現在、5件で募集している。
今回のイベントは、クラウドファンディングに挑戦する実行者と、レディーフォーのスタッフで実行者と共に知恵を絞るキュレーター、実行者に寄付をして応援するサポーターの三者が登壇し、クラウドファンディングの仕組みや成功の秘訣(ひけつ)などを話す。昨年6月から茨城県水戸市、鳥取県琴浦町、茨城県水戸市などで開催し、今回が8回目。
当日は、コワーキングスペース「Tsukuba Place Lab」(茨城県つくば市)を運営し、これまで12回のクラウドファンディングを経験した堀下恭平さんが、やってみてわかるここは抑えておきたいポイントなどを話す。
600件以上のクラウドファンディングをサポートしてきた同社キュレーターの夏川優梨さんが、クラウドファンディングの仕組み、同社の強み、心構えなどを伝える。
岡山で再開発事業を予定しているフージャースコーポレーション(東京都千代田区)の社員で、裏話100人カイギの発起人でもある井上晃嘉(あきよし)さんが、岡山を盛り上げるための仲介役を務める。
夏川さんは「達成をコミットしている。かなえたい夢をスタートさせることも大切。その夢を達成することを、もっと大切にしたい」と話す。
同シリーズでは、すでに6つのプロジェクトが立ち上がっている。30日にはキュレーターの吉倉恭寛さんも参加し、「Readyforのキュレーターさんに相談してみよう@岡山#1」で個別相談も行う。
開催時間は19時~22時。参加費は、一般=1,500円、学生=1,000円。