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玉野・道の駅みやま公園に「みやまカフェ・プート」 さくらまつりも始まる

「Miyama cafe PUUT」広報の田邉晴歌さん

「Miyama cafe PUUT」広報の田邉晴歌さん

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 「Miyama cafe PUUT(みやまカフェ・プート)」が4月1日、道の駅みやま公園(玉野市田井2)内にグランドオープンした。

「Miyama cafe PUUT」の「雑穀と白米の2色いなりと玉野おばんざい定食」

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 同園は、約200ヘクタールの敷地に、春は桜、秋は紅葉が見られる「散策ゾーン」、遊具を設置する「わんぱく広場」、英国庭園「深山イギリス庭園」などから成る。約7000本の桜を楽しめる「深山さくらまつり」が同日から今月14日まで、開催される。

 同店は、玉野競輪場に併設する「KEIRIN HOTEL 10」(築港5)などホテル運営やプロデュース・コンサルティングを行う「温故知新」(東京都新宿区)が運営。同店は3月11日にプレオープンしていた。

 店内は、ベージュを基調に緑やピンクをアクセントカラーに使った桜の公園をイメージし、ナチュラルな雰囲気に仕上げたという。これまで壁だった公園側の壁面には窓を取り付け、開放的で明るい雰囲気にした。席数は、中央大テーブル=16席、テーブル=32席を用意する。店名はフィンランド語で「木々」を意味する「プート」と名付け、木の枝のようにカフェを拠点に人とのつながりを広がる場所になるようにと思いを込めた。

 メニューには、園内にある直販コーナーの野菜や鮮魚店「有馬鮮魚」の魚など、県産の食材を使い、モーニングやランチ、テイクアウト用の弁当を用意。「くらしのギャラリー」(岡山市北区問屋町)がセレクトした「べんべん窯」「五十嵐元次」「倉敷青木窯」の器でメイン料理など提供する。

 ランチメニューは、1987(昭和62)年創業の豆腐店「若観門豆(わかんもんどう)」(田井3)の「すしあげ」を使った雑穀と白米のいなり3個とおばんざい5品、具だくさん豚汁のセット(1,220円)と「岡山野菜の具だくさん豚汁定食」(1,210円)のほか、「森林どりのから揚げ定食・玉野雑穀タルタルソース」「ピーチポークハンバーグ定食・みやまトマトソース」(以上1,430円)、「本日の瀬戸内地魚定食」(1,540円)などから選べる。「岡山野菜たっぷりカレー」(990円)、「きつねうどん 漬物付き」(660円)、「PUUTのお子さまプレート」(880円)などの単品も用意する。

 モーニングメニューは、いなり2個や総菜、備前みそを使ったみそ汁、ドリンクをセットにした「雑穀と白米の2色いなりモーニングセット」、「備前みそと岡山野菜の具だくさん豚汁のモーニングセット」、自家製ジャムを添えた「トースト&季節のフルーツジャムのモーニングセット」(以上680円)。

 テイクアウトメニューは、「お野菜たっぷりデリ弁当」(690円)、「2色いなり寿司(ずし)セット3個」(400円)、「デリいなり寿司セット3個」(500円)、「季節のおすすめソフトクリーム」(時価)、「ソフトクリーム」(400円)、トッピング用にネコの形を模した「みやまネコクッキー」(50円)を用意する。

 カフェメニューは、「瀬戸内レモンパウンドケーキ」「ベイクドチーズケーキ 名刀みその生塩麹(こうじ)のクリーム添え」「焼きたてスコーン 岡山フルーツジャム クリーム付き」(以上550円)などと、ドリンクメニューとして、自家製ソーダ、コーヒー、「下山さんちのお茶」(美作市)のほうじ茶・煎茶、美作番茶、岡山の和紅茶(以上450円)などをそろえる。

 同社広報の田邉晴歌さんは「200ヘクタールの広大で自然豊かなみやま公園。春は弁当をテイクアウトして桜を見ながら食べるなど、四季を通して楽しめる。食材は、岡山県内のもの、特に地元玉野のもの、直売所など鮮度の高いものを選んで提供する。ランチだけでなく、モーニングから利用してほしい」と話す。

 営業時間は8時~16時。火曜定休。

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