「建築フェス2024」が12月8日、大元宗忠神社(岡山市北区上中野1)で開かれる。主催は岡山県建築士会。
同イベントは2019年に始まり今回で3回目。今年、本殿、拝殿などが登録有形文化財になった大元宗忠神社の武道館・食堂を中心に開く。武道館は1899(明治32)年に建てられた木造建築で、画家・高橋秀さんの12作品を常設展示している。
主に県内の建築系大学・専門学生による橋模型制作協議「Bridge Build Grand Prix」(通称「橋ワングランプリ」)を行う。材料にバルサ材、ベニヤ材、たこ糸、ステンレスの針金などを使い、長さ1メートル最大15キロの橋を作り、強度と美しさを競う。
クッキーパーツで作る「建築士さんと一緒におかしの家をつくろう」も行う。家を組み立てるだけでなく、デコレーションして仕上げる。過去には、「屋上緑化」した小学生もいたという。参加費は1,500円。
「県産材を使った木工教室」では、枝を使ったクリスマスリースと山桜を使った鉛筆作り(500円)のほか、しめ縄作り(3,000円)を体験。屋外では、境内を探索し、インスタントカメラで押さえた写真で作る「いいところ絵マップ」を作成するほか、ついた餅で作るぜんざいを、同会会員の「さくら建築設計事務所」(津山市)に併設する「カフェさくら」が提供する。
開催時間は9時~17時。参加無料。