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岡山市がデザインマンホールでトップチーム応援 ご当地デザインで10カ所設置

岡山市スポーツ振興課の山地貴之さんと下水道河川局広報戦略推進班の森俊貴さん

岡山市スポーツ振興課の山地貴之さんと下水道河川局広報戦略推進班の森俊貴さん

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 岡山市スポーツ振興課がJR岡山駅西口から岡山県総合グラウンドまでの歩道に8月31日、同市を拠点に活躍するサッカーJ2「ファジアーノ岡山」と女子バレーボールV・チャレンジリーグI「岡山シーガルズ」のデザインマンホールを設置した。

ファジアーノ岡山、岡山シーガルズのデザインマンホール全10種

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 同駅西口から北へ約1.5キロの西口筋・国体筋は、両チームの試合会場へ向かう道筋。観戦に向かうファンの応援機運を高め、岡山の観光地や特産品をPRしようと下水道のマンホール10カ所をデザインマンホールに入れ替えた。

 同マンホールは直径60センチ、デザイン部分は50センチ。各チームのロゴ、マスコットをメインに、背景に岡山城、吉備津神社、造山(つくりやま)古墳などの観光地、モモ・ブドウ・きびだんごなどを描く。ファジアーノ、シーガルズで5種ずつ、全てデザインは異なる。

 同課の山地貴之さんは「岡山らしいモチーフを含めることは、チーム側からの提案。岡山のPRとして最適なデザインに仕上がり、歩道が明るく華やかになった」と話す。下水道河川局広報戦略推進班の岸本健嗣(たけし)さんは「マンホールをきっかけに下水道に興味を持ってもらおうと昨年から検討してきた。一つずつオリジナルのデザインで設置するのは珍しく、直径50センチの規格は今年4月からのもので全国的にまだ少ない」と話す。

 同企画は地元トップチーム広報支援事業の第4弾。市職員名刺へのチームロゴマーク使用、支援自動販売機の設置、コラボポロシャツの導入を実施してきた。両チームと協力しながら次の事業を検討しているという。

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