第6回フィールドレコーディング講座・岡山編「美術館で耳を澄ます」が5月30日、岡山県立美術館(岡山市北区天神町)で開かれる。
同講座は、共催の「SALO」(神奈川県大磯町)の井口寛さんが2024年に始めた。これまでSALOや山梨県北杜市、鹿児島県鹿児島市など開いてきた。「フィールド・レコーディング入門~響きのなかで世界と出会う~」著者の柳沢英輔さんを招き、身の回りの音に意識を集中し、環境の中にある隠れた振動を見つけ出す。
同館では、2015(平成27)年、2019年に開催した「目の目 手の目 心の目」の中で、サウンドアーティスト・藤本由紀夫さんのサウンド・オブジェを展示し、五感を感じてもらう展覧会を開いた。2024年に倉敷市出身のサウンド収集家・藤原和道さんの回顧展として「そこにある音」を開催した。藤原さんはテレビ番組「ウゴウゴ・ルーガ」内の「音の博物館」や期間限定の音ショップ「OTOKINOKO(オトキノコ)」をプロデュースした。
同館の福冨幸さんは「自然の中ではなく、美術館の中での日常の音楽を集めてみる。美術館は静かに鑑賞するものとされ、しゃべり声が気になる人もいる。対話型鑑賞のように話をしながら鑑賞することも増えた。うるさいと感じる音もあれば、聞いているつもりでも、聞こえてない音もある。五感で楽しむ体験をしてみてほしい」と話す。
当日は1部(10時30分~15時30分)として、柳沢さんの講座、井口さんとのトークショー、録音実践、演奏を行う。参加者は、開催中の「鹿子木孟郎展」など館内などの音をスマートフォンで集めるワークショップを行う。定員は30人。
2部(17時~19時30分)は、サウンドアーティストでドラマーの松本一哉さん、岡山の環境音楽家のBetts(JP)さんを迎えてライブ演奏を行うほか、座談会を開く。定員は170人。
参加費は4,000円(鹿子木孟郎展の入場券と2部の参加費込み)。2部だけ参加は2,000円(鹿子木孟郎展の入場券込み)。