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岡山・妹尾公民館で「ふなめし祭」 旬の寒ブナ使い250食用意

岡山・妹尾公民館で「ふなめし祭」 旬の寒ブナ使い250食用意

大鍋でふなめしを調理する様子

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 岡山市南区の妹尾(せのお)公民館(岡山市南区箕島)で1月27日、「第16回ふなめし祭」が行われた。

妹尾地区の「ふなめし」

 「ふなめし」は岡山県南部、特に児島湖と高梁(たかはし)川流域の郷土料理。フナをミンチにして炒め、ダイコン、サトイモ、ゴボウなどの野菜や油揚げなどを入れて煮込み、白飯にかけて食べる。冬に捕獲される寒ブナは脂がのっていることから、冬に料理される機会が多いという。

 同祭はふなめしを家庭で料理する機会が減り、郷土の食文化を継承するため2003年から始めた。2015年に発足した妹尾ふなめし同好会が主催し、妹尾公民館、妹尾学区婦人会、妹尾・箕島(みしま)を語る会、岡山市立妹尾中学校の学生ボランティアが協力。同好会会長の佐藤人海(じんかい)さんは「未来を担う中学生にはふなめし祭をきっかけに、妹尾地区の食文化に親しんでほしい」と話す。

 同祭ではふなめし250食を用意。1月5日から販売した前売り券150枚は10日間で完売し、当日の100食分を求める列が受け付け開始前からできた。先頭に並んでいた60代男性は「子どものころに母が作ってくれたふなめしが一番好きだった。近所の用水路で25センチ程のフナをよく釣っていた」と話す。

 直径90センチの大鍋で調理をしていた60代男性は「昔はフナが栄養価の高いごちそうだった。母が包丁でトントンとフナの身をたたいて、ミンチにしていた音を思い出す」と話す。ボランティア参加の中学生は「これまでふなめしを知らなかった。フナは初めて食べたが、臭みも全くなくておいしかった」と笑顔を見せる。

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