
医師の診察を受ける児童
「救える命があればどこまでも」をモットーに世界各地で人道支援活動を行う特定非営利活動法人アムダ(以下、AMDA、本部:岡山市、理事長:佐藤拓史)は、ルワンダにおける学校健診の普及・定着を目指し、クラウドファンディングサイト「READYFOR」にて支援募集を開始しました。募集期間は2026年6月12日(金)から7月27日(月)で、目標金額は70万円を目指しています。
URL: https://readyfor.jp/projects/171459
ルワンダでは、健診を受ける機会が十分とはいえず、健康上の問題に気づかれないまま学校生活を送っている子どもたちがいます。体調不良や発達上の課題を見過ごされることで、学習への影響や欠席の増加につながることも少なくありません。学校健診は、子どもたちの健康問題を早期に発見し、適切な支援につなげるための重要な仕組みです。しかし、その仕組みが十分に整っていなければ、子どもたちの学ぶ機会や将来の可能性にも影響を及ぼします。
AMDAは2015年から、特定非営利活動法人ルワンダの教育を考える会(本部:福島市、代表:永遠瑠マリールイズ)と連携し、ルワンダにおける学校健診の普及に取り組んできました。2016年から2019年にかけては日本から医療者をルワンダに派遣し、延べ3,000人以上の児童を対象に学校健診を実施しました。新型コロナウイルス感染症の影響により日本からの渡航は中断しましたが、2024年には現地の医師たちが主体となって学校健診を再開し、現在では毎年約1,000人の児童に健診を実施しています。
https://www.youtube.com/watch?v=LNlctlLXxDY
現地の医師たちだけで学校健診を継続できる体制が整いつつあることは、これまでの取り組みの大きな成果です。
一方で、学校健診をルワンダの医療・教育の仕組みとして定着させるためには、健診方法の標準化や記録方法の改善、データ管理体制など、さまざまな課題が残されています。
そこで今年9月、日本の専門家をルワンダに派遣することを計画しています。現地でルワンダ医師が実施している学校健診を視察し、健診方法や記録様式、データ管理のあり方について協議を行います。またワークショップや保健関係者との意見交換を通じて、学校健診を継続できる体制づくりを進めます。
現在、学校健診を実施しているのは、キビリジ地区病院の医師たちです。通常業務の合間を縫って、学校健診を実施しています。2024年の再開以来、「自分たちが行っている健診を見てほしい」「直接アドバイスをもらいたい」と、日本の専門家の再訪を望む声が寄せられてきました。すぐに訪問は実現しませんでしたが、日本との時差が7時間ある中でも、勤務前の早朝からオンライン会議を重ね、学校健診をより良いものにするための議論を続けています。
その姿からは、「学校健診をルワンダに根付かせたい」という強い思いが伝わってきます。
AMDAは、ルワンダの医療者とともに学校健診を「実施する活動」から「社会に根付く仕組み」へと発展させていきます。
子どもたちが健康だからこそ学び、将来の可能性を広げられる社会の実現に向け、本プロジェクトへのご支援をお願いいたします。
【クラウドファンディング概要】
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プロジェクト名:「健康」だから学べる。ルワンダのすべての子どもたちに学校健診を-
実施期間:2026年6月12日~7月27日-
目標金額:70万円-
支援金の使途:日本人専門家の渡航費、現地活動費、ワークショップ開催費など
※本事業は、服部禮次郎アフリカ基金の助成を受けて実施しており、今回のクラウドファンディングでは助成金のみでは不足する費用の一部を募集しています。
特定非営利活動法人アムダについて
特定非営利活動法人アムダは、戦争・災害・貧困に苦しむ世界の人々に対して、保健・医療を中心とした人道支援活動を行う岡山市認定の「特定非営利活動法人」です。
1984年設立以来、世界67カ国でプロジェクトを実施。内緊急支援活動は62カ国259件に上ります(2026年3月現在)。紛争、災害が発生した際、被災者に医療などの緊急支援を行うだけでなく、復興支援も実施しています。また、インドでの母子保健、モンゴル・ネパールでの内視鏡技術移転などの中長期にわたる活動も継続的に行っています。
【団体概要】
団体名:特定非営利活動法人アムダ
団体所在地:〒700‐0013 岡山県岡山市北区伊福町3‐31‐1
理事長:佐藤 拓史
事業内容:災害・紛争・貧困など生活に困難を抱える人々に対し、国内外で保健・医療・復興支援を行う国際医療ボランティア団体
設立:1984年
HP:
https://amda.or.jp