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岡山で「ファジアーノ岡山」リモート試合 「ファジフーズ」ドライブスルー販売も

ファジフーズのドライブスルー担当スタッフ・青柳景介さん

ファジフーズのドライブスルー担当スタッフ・青柳景介さん

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 サッカーJ2「ファジアーノ岡山」が6月27日、シティライトスタジアム(岡山市北区いずみ町)でスタジアムに客を入れないリモートマッチ(無観客試合)で「レノファ山口FC」と戦った。

ファジフーズの「チキンチキンゴボウマウンテン丼」

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 ファジアーノ岡山の今シーズンの試合は、2月23日の「ツエーゲン金沢」戦以来2回目。

 この日のファジアーノ岡山は、前半15分、高井和馬選手のゴールで先制を許し、後半7分にはイウリ選手に2点目を奪われた。後半11分、ペナルティーエリア左から徳元悠平選手のパスに清水慎太郎選手が頭でゴールを決め、1点を返す。後半29分には、上田康太選手の右サイド深いところからのパスにイ・ヨンジェ選手が頭でゴールし同点に。計15本のゴールを放つも引き分けで試合を終えた。

 ファジアーノ岡山広報担当者の森井悠さんは「約4カ月ぶりに試合が再開されて、ようやくチームが真剣勝負の場に戻ることができた。リモートマッチというこれまでに経験したことのない特殊な状況での試合。いつもならゴールを決めた瞬間、1万人の来場者の皆さんの感情が爆発することで、スタジアムが揺れる。醍醐味(だいごみ)ともいえるこの感覚を、選手たちは共有できないさみしさを感じていた。1日も早く、多くのファンやサポーターの前で試合ができる日が来ることを願っている」と話す。

 この日は、リモート試合を家でも楽しんでもらおうと、通常スタジアム入り口周辺で販売する「ファジフーズ」をデリバリーとドライブスルーで届ける「おうちでファジフーズ」企画を行った。料理は、山口市の給食で食べられているという「チキンチキンゴボウマウンテン丼」(650円)、スタジアムの人気メニュー「ごろごろジューシーチキンカリー」(800円)など9種全400食を予約販売した。

 デリバリーは、両備タクシーセンター(岡山市南区豊成1)が配送し、ドライブスルー販売は、服部興業(岡山市北区平野)のガソリンスタンドENEOS「セルフ古都宿SS」(岡山市東区古都宿)と「Dr.Driveセルフ平野SS」(岡山市北区平野)で行った。

 ドライブスルーでは、「2020シーズンデザイン・ファジフーズオリジナル・ドリンクカップ5個セット」(300円)、スプーン、フォーク(以上660円)、タオルマフラー(1,650円)の限定販売も行った。

 ドライブスルー販売には、車に同チームのマスコット「ファジ丸」を乗せた人、ユニホームを着てくる人など約40台が訪れた。ドライブスルー担当スタッフの青柳景介さんは「遠方から来てくれるサポーターやファンの人もいる。久々に皆さんと会えてうれしかった」と話す。次回、7月5日にヤマハスタジアム(静岡県磐田市)で行われる「ジュビロ磐田」戦でも、「おうちでファジフーズ」企画を行う予定という。

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