アールブリュット作家、石原明日香さんの作品展「ほんとうのわたし」が5月20日、「ナカニシ珈琲(コーヒー)」(岡山市北区中井町1)で始まった。
石原さんは高校1年生の時、ラメ入りのペンで点描画を描き始める。先天性の疾患で下半身がまひしていて、就労継続型支援B型事業所「カモノハシ」(楢津)で絵を描く仕事をしながら、自らの作品制作にも取り組んでいる。岡山障害者文化芸術協会が主催する「きらぼし★アート展」では、2023年と2025年の2度、大賞を受賞した。
同展は、大賞受賞作の「ほんとうのわたし」を含む3年間の作品20点を展示。同作は初めての人物画で、自画像。これまで三角形やひし形、星など形をちりばめた点描画だったが、昨年から点だけで描くようになった。
石原さんは「動物はもう描く種類がないくらいたくさん描いてきた。本当はSnow Manの阿部亮平さん推しなので描いてみたい。3次元を捉えるのは難しいので、まずは写真をトレースして2次元にしていく。苦手なことをするので下描きはイライラするが、点を描く間はルンルン。『カラフルになりたい、鮮やかになりたい、自由になりたい』という『なりたい自分』を描いた」と話す。
「描き方を変えたのは気分。点で描くブームが来たから。世界には色がたくさんあるのに、ラメ入りのペンの種類は少ない。新しく約80種類の色が増えたことで描けるものが増えた。もっとたくさん色があればいいのに」とも。
営業時間は11時~18時。月曜・火曜定休。要ドリンクオーダー。6月7日まで。