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本場ナポリから到着したピッツア窯に火入れ-岡山のイタリア料理店

窯にひびが入らないよう弱火でじっくりと焼き、窯の強度を上げながら、10月10日のピッツァメニューの提供開始へ向け準備を進めている

窯にひびが入らないよう弱火でじっくりと焼き、窯の強度を上げながら、10月10日のピッツァメニューの提供開始へ向け準備を進めている

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 岡山の「イタリア食堂Mamma(マンマ)」(岡山市北区田中、TEL 086-243-0228)にナポリからピッツァ窯が到着し、9月26日に火入れが行われた。

丁寧に火加減を調節するオーナーの小川さん

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 ナポリピッツア窯職人STEFANO FERRARA(ステファノ・フェラッラー)氏の窯の相場は150万円前後。高さ約2メートル、重さ約2トン近くある窯はナポリから船便で運び込まれた。取引先のイタリア人と契約を交わした後に職人による手作業で作られるため、入荷までに半年待つこともある。言葉だけで交わした約束を「信じてくれよ」と言うイタリア人の姿から、「情熱や信頼関係を勉強させられ、今ではイタリア人気質が大好き」と店主の小川さん。

 小川さんは倉敷市出身。岡山で広告製作会社のサラリーマン時代の上司に対し、ライバル心と憧れが芽生え起業を決意。同じフィールドではなく、違うジャンルで成功したいと闘志を燃やし、選んだのは飲食業の道。イタリアでの修業の後に開業し、17年目を迎えた。

 小川さんは3人兄弟の次男。両親が共稼ぎだったこともあり、幼いころから兄弟で自炊していたという。実家に初めてお目見えしたオーブンはおもちゃ代わりだったという。小学生のころからおいしいケーキの焼き方を試行錯誤し、「近所の人から注文が入るほど好評だった」と。
 「食べてもらった人においしかった!と喜んでもらえる事がエネルギーに変わる」と、小川さんの原動力はその当時から一貫している。「いくら料理ができても、サービスがしっかりできないと飲食店は務まらない」と従業員にサービスの大切さを教えている。店では料理人志望でも必ず接客係の経験を積ませるという。

 表面はパリッと、中はしっとりモチッとした本格的なナポリのピッツァを焼くためには、「より高温で焼けるナポリの本場の窯が最適。窯に1本のまきをくべると、100度から150度程変わるので、一定温度に保つことは難しいが、火加減を自在に操り、おいしいピッツァが焼けた時は達成感があり感動する」という。
 平日、オープンして30分で満席になるほどの人気ぶりだ。9割が女性。本場ナポリの窯で焼いたピッツァは10月10日から提供する。当初はディナータイムと土日のランチからの予定。

面積40坪 50席
定休日 不定休
駐車場 32台
ランチ 11:30~15:00 (ラストオーダー)
ディナー 17:00~22:00 (ラストオーダー)

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