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岡山後楽園で味覚・芸術、秋の夜長を堪能するイベント「秋の誘い庭園」

明かりのともる歴史ある建物(昨年の様子)

明かりのともる歴史ある建物(昨年の様子)

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 岡山後楽園(岡山市北区後楽園1、TEL 086-272-1148)で10月7日~14日、夜間特別開園「秋の誘(いざな)い庭園」が行われる。

昼とは別世界が広がる(昨年の様子)

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 夏のライトアップイベント「幻想庭園」に加え、秋に行うのは今年で3回目。昨年は8日間で入場者数、1万335人を記録。夏の開催時の涼しげなブルーのライトから、秋は黄色を基調とした明かりで、しっとりと落ち着いた雰囲気に。アクセントとして、沢の池付近や中の島に光の球体を設置し、夜の庭園を彩る。

 7日は鼓と三味線の演奏の中、弓矢で的を射抜くと同時に明かりを点灯する「オープニングセレモニー」(17時40分~)で開幕。期間中、能舞台を「ムーンライトステージ」とし、狂言や朗読、フルートとダンスのコラボレーションライブなどを開催。鶴鳴館では、「秋の肴弁当」と岡山の地酒を楽しめる「地酒で愉しむ秋のいざ酔いの会」や、金沢兼六園・水戸後楽園・岡山後楽園のご当地銘菓を楽しめる「日本三名園和菓子カフェ」など。ほか、「アートバッグ展示」や「お庭茶会」、「秋の誘い華道展」など、園内各所でさまざまな催しを行う(各スケジュールはホームページに、別途、事前申し込み・参加料必要なものあり)。

 そのほか特別販売として、同園内で採れたもち米100%使用の「おかき」(150円、約2000袋)と、同じく園内で採れた茶葉を「和紅茶」(500円、限定600パック)の試飲・販売も行う(7日17時より、売り切れ次第終了)。

 広報スタッフの坂本美香さんは「秋は特に『和』の要素を取り入れている。夏と違い気分も落ち着いて、味わい深い季節。味覚、芸術の秋を堪能できる企画も盛りだくさん。仕事帰りに、夜のお散歩に、秋の夜長をゆったりした気分で楽しんでほしい」と笑顔で話す。

 開催時間は17時~20時30分(入園時間は10月1日から通常8時~17時・入園最終時間は20時)大人400円、小人(5歳~14歳)・シニア(65歳以上)140円。

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