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岡山県立美術館で「前川國男展」 県庁舎などの名建築を設計

展示会場の様子

展示会場の様子

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 岡山県立美術館(岡山市北区天神町)で現在、「前川國男展」が開催されている。

岡山県立美術館での展示

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 今年10月より開催される「岡山芸術交流Okayama Art Summit 2016」のプレイベントとして、会場になる「岡山県庁舎」「天神山文化プラザ」「林原美術館」を設計した前川國男にフォーカスする。同芸術祭は、ストライプインターナショナルの石川康晴さんが総合プロデュースを務め、大森雅夫市長らと国内外の現代アートイベントを行う。

 前川國男は、近代建築の巨匠ル・コルビュジエ、アントニン・レーモンドに学び、戦後日本の建築を索引した。会場構成を行ったデザイン会社「CIFAKA」の作元大輔さんは「派手なタイプの建築家ではないが、前川さんがもがき苦しんだからこそ現代の建築文化があると言ってもいい。岡山にある前川建築は別の人が作ったのではないかと思えるほど異なる。建築に対する思いの揺れ動きが興味深いところ」と話す。

 展示は、のぼり旗などに使われるポンジという布素材を採用した。「前川さんの建築から増殖、プロムナード、一筆書きというキーワードを導き出し、空間構成やポスターなどの制作を行った。3つの建築は素材に対しての考え方が大きく異なる。展示会場の岡山県立美術館は石の重い空間に対し、軽い質感で表現している。展示空間も楽しんでほしい」と作元さん。

 開館時間は9時~17時。入館無料。5月22日まで。

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