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岡山で複業時代の「生き方・働き方」塾 参加対象は中学生から30歳まで

「複業時代のHYAKUSHO塾」の塾長・柏原拓史さん

「複業時代のHYAKUSHO塾」の塾長・柏原拓史さん

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 「複業時代のHYAKUSHO(ヒャクショウ)塾」が2月13日、オンラインで開校する。

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 主催の北長瀬エリアマネジメントは、ブランチ岡山北長瀬内にあるコワーキングスペース・貸し会議室「ハッシュタグ岡山」(岡山市北区北長瀬表町2)や、生活困窮者に食料品・日用品を無償提供する仕組み「コミュニティフリッジ」を運営している。

 ハッシュタグ岡山のコンセプトは「あたらしいふつう」。これまで、出店経験のない人が手作り雑貨の販売やワークショップを行うイベント「レミファ・マーケット」を開催し、挑戦する人の応援をしてきた。

 同塾は、北長瀬エリアマネジメントのメンバーが中心に講師を担当する。塾長の柏原拓史さんは「なぜ複業をするようになったのか、どのような考えを持って生きているのかなどの実体験を話す。テクニックを教えるのではなく、生き方を考える時間としたい」と話す。

 柏原さんは大学院卒業後、日本気象協会に入社。2006(平成18)年に岡山環境保全事業団(南区)に転職し、環境教育の普及や人材育成を行う。中学生や大学生が自分らしく社会に関わるための活動として「NPO法人だっぴ」(北区)を立ち上げた。

 講師は柏原さんのほか、美容室の運営とマルシェなどの事業「いち」を主催する高橋真一さん、商品開発・デザイン事業と西川緑道公園周辺のまちづくり活動をする山下リールさん、NPO法人などのサポートや災害支援などの活動を行う石原達也さん、不動産事業と地域メディアを運営する松原龍之さん、映像制作会社と北長瀬エリアマネジメントの専任理事として運営する新宅宝さん。

 同シリーズは全4回。毎回、講師の実体験を伝える時間と参加者によるワークショップを行う。ワークショップでは、キャリアコンサルタントの長江由美子さんが相談役となり、自己分析やどんな生き方・働き方をしたいかなどを探る。最終回では、自己プランの発表を行う。

 開催時間は13時~17時。参加対象は、30歳以下の中学生から社会人。受講料は4回で1万円。学生には奨学金制度、社会人には出世払い制度も設けている。

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