焼き肉店「大衆焼肉 聚楽（じゅらく）の園」（岡山市北区本町2）がオープンして、3月26日で2カ月がたつ。

炙り焼き5秒上ロース

　桃太郎大通り沿いに1月26日にオープンした同店。店内には4人がけテーブル26卓、計104席を用意。ドリンクは一定料金で時間無制限の飲み放題で、自らのスマートフォンで料理を選び注文し、カウンターに取りに行く。生ビール、ハイボール、ワイン、ソフトドリンクなど一部の日本酒とワインを除き飲み放題メニューとして提供するほか、キムチ、ナムル、サンチュはセルフサービスで食べ放題となる。

　同店をプロデュースしたのは、外食産業専門コンサルタントの永田ラッパさん。2006（平成18）年ごろから回転ずしチェーン店「スシロー」など大手外食チェーン店のコンサルティングを手がけてきた。2015（平成27）年から、岡山県内の店のコンサルティングも行っている。

　メニューは、牛タン塩、カルビ、ロース（以上590円）、ホルモン各種（490円）のほか、名物メニューとして、「BIGハツステーキ香草バター」「豚タン1枚ステーキ」（以上1,200円）、「炙（あぶ）り焼き5秒上ロース」（1,100円）、「濃厚コムタン牛テールスープ」（800円）を用意する。

　平日限定のランチメニューは、上タン、上カルビ、上ロースがセットになった「特上ランチ定食」（2,500円）、上タン・カルビの「上ランチ定食」（2,000円）、カルビとハラミの「聚楽の園ランチA」、ロースとハラミの「聚楽の園ランチB」（以上1,400円）など提供する。いずれもコムタンスープ、キムチ・ナムルがセットになる。

　オープン後、金曜・土曜・日曜・祝日の2時間制限を取りやめ、キャッシュレスとしていたが3月から現金の支払いもできるようにした。20代の若年層が想像以上に現金利用が多かったこと、外国人観光客の現金利用が多かったことから変更したという。

　永田さんは「自ら注文してもらうシステムを導入することで、ホールスタッフを減らした代わり肉の購入費に充てている。今後は鹿児島県産の和牛を一頭買いして、リーズナブルに提供したい。お酒を飲む人にも楽しめる大衆焼き肉店として楽しんでほしい」と話す。

　営業時間は、ランチ＝11時30分～15時、ディナー＝17時～23時（土曜・日曜は11時30分～23時）。チャージ料金は1人2,000円（高校生まで＝900円、未就学児無料）。21時以降は500円引き、22時以降は1,000円引き。