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ネパールの祭り「ダサイン」、岡山で祝う 日本人も気軽に参加を

「ネパールソサエティ岡山」のアチャーリヤ・プレム・プラサドさんと「ダフェプロジェクト」の江見優子さん

「ネパールソサエティ岡山」のアチャーリヤ・プレム・プラサドさんと「ダフェプロジェクト」の江見優子さん

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 ネパールの祭り「ダサイン」が10月8日、岡山のインドダイニングカフェ「マター」(岡山市北区下中野)で開かれる。主催はネパールソサエティ岡山とネパールの文化交流などを行う「ダフェプロジェクト」(下石井)で、「令和元年おかやま国際貢献月間協賛事業」になっている。

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 ダサインはネパール最大の祭りで、今年は9月29日~10月9日に行われる。毎年日は変わるが約15日間続く。いつもより豪華な食事と、マダルという太鼓を使った音楽で踊り、家族や友人たちと楽しい時間を過ごすという。ジャマラという麦や米・トウモロコシを耳に掛けてもらい、米とヨーグルトに赤い色を付けたティカを額に付けてもらう。健康と幸せを願う2つの儀式は、年上者から年下者に順番に行う。

 ネパールソサエティ岡山のアチャーリヤ・プレム・プラサドさんは、カトマンズから西へ約300キロのバグルン出身。料理人として来日して13年になる。現在はインド料理店7店舗を経営し、2015(平成28)年からネパール人を中心にダサインイベントを開いていた。50人以上のネパール人が毎年集まる。アチャーリヤさんは「ダサインはネパールでは正月より大切で楽しい時間。日本の人にもネパールの文化を知ってもらい、一緒に楽しんでもらいたい」と話す。

 当日は、金属製の円い皿(タリ)にヤギの肉、バスマティライス、野菜の漬物・アチャール、ヒヨコ豆のダルカレー、米と牛乳、ドライフルーツの入ったキール、米粉を使ったドーナツ・セルロッティなどを提供する。ネパールの女性はサリーを着て参加する人もいるという。

 開催時間は20時~21時。参加費は2,000円。

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