岡山県真庭市と株式会社パソナグループ(本社:東京都千代田区、代表取締役会長CEO 若本博隆)、 ならびに複数の民間企業、金融機関、農業協同組合等の計11団体は共同出資し、農業を中心とした地域課題の解決に取り組む新会社『株式会社KANAMS(カナムス)』を2026年7月10日(金)に設立しました。
同社は、昨年5月より開始した「真庭版農業支援サービス事業体設立」プロジェクトの取り組みをもとに実現するものであり、官民連携による新たな地方創生モデルの構築を目指します。

▲本日開催された 設立記念セレモニーの様子
岡山県真庭市は県北部に位置し、人口約4万人、県内最大の面積を有する自治体です。標高差による地域ごとの気候環境を活かし、果物や野菜、乳製品等の多様な農畜産物が生産されている一方で、中山間地域を中心に少子高齢化が進行、農業分野における持続的な生産基盤の維持などが課題となっています。こうした課題の解決を目指し、官民が連携して、人的・資金的リソースやノウハウを結集し、地域課題の解決に取り組むため『株式会社KANAMS』を設立しました。
『株式会社KANAMS』は、農業をはじめとする地域課題解決の「要(かなめ)」の存在となり、関係者を「結ぶ」ことで、地域価値を共創していくことを目指しています。補助金・交付金制度等に係る活動支援、農作業受委託のマッチングや、農畜産物をはじめとする地域産品の販路開拓等を実施し、地域や農業経営のパートナーとして持続可能な農業の実現に取り組みます。
同社は、地域課題解決のハブとして、真庭市を中心に岡山県北部エリアの食や地域資源を国内外に発信するとともに、農業支援を通じた地域産業の発展に貢献してまいります。
■『株式会社KANAMS』概要


【パソナグループの本事業における役割】
パソナグループの地方創生の取り組みは、2003年に農業分野の雇用創造・人材育成を目指した「農業インターンプロジェクト」からスタートし、現在では、兵庫県淡路島をはじめ、全国各地で自治体や地元企業、地域の方々と連携しながら様々な事業を展開しています。
真庭市との連携は、2016年に新規就農者の研修事業を開始したことに始まり、2022年には関係人口創出や地域事業者振興を目指す「地域共創プロジェクト」の第3弾として包括連携協定を締結。2025年10月からは「真庭版農業支援サービス事業体設立」準備室において、「地域活性化起業人制度」を活用した人材の出向を行うなど、約10年にわたり地域創生の取り組みを進めてきました。
パソナグループは本出資を通じて、これまで培ってきた地方創生ソリューションのノウハウを活かし、『株式会社KANAMS』の事業の推進を支援するとともに、農畜産物・加工品の販路開拓などにおいても連携し、地域産業の発展に寄与してまいります。
また、本取り組みを、官民連携による現地法人設立という新たな地方創生モデルの一つとして位置づけています。今後は、全国の自治体への展開を見据えながら、各地域の特性を活かした地方創生の実現に取り組んでまいります。