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岡山・奉還町にキャンドル教室・アトリエが移転-作家作品の販売も

奉還町商店街の「杉山茶舗」跡。ガラス越しに色とりどりのキャンドルが見える店舗外観

奉還町商店街の「杉山茶舗」跡。ガラス越しに色とりどりのキャンドルが見える店舗外観

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 岡山の手作りキャンドル教室・アトリエ「la luce dolce(ラ・ルーチェ・ドルチェ)」(岡山市北区奉還町2、TEL 086‐259‐3213)が12月15日、奉還町商店街に移転オープンして1週間が過ぎた。

カラフルなカービングキャンドルの数々

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 手作りキャンドル教室のほか、県内外のキャンドルアーティストの作品や作家ものの蜀(しょく)台など、キャンドル周辺雑貨の販売も行う。オーナーでキャンドルアーティストの小城(こじょう)レイコさん(49)は「岡山にはキャンドルイベントやメーカーもあるのに、まだなじみが薄いと感じる。小売り販売店というよりはギャラリー的に、ゆっくり見て話せる場にしたかった。気軽に親しめるよう啓発していきたい」と笑顔で語る。

 小城さんはこれまでカルチャースクール講師や出張レッスン、アトリエレッスンなどを行う傍ら、自身の作品作りやオーダー品の製作、イベントでのキャンドル装飾などを手掛けてきた。以前のアトリエ・教室は中区藤原にあった。本格的なカービングキャンドルを作れる教室としては中四国地方初で、県外からの生徒も多いという。

 レッスンはマンツーマンから最大で15人まで。気軽に受けられるワークショップ(約1時間、約1,000円~)や1デーレッスン(約3時間、2,500円~)のほか、プロのキャンドルアーティスト養成も行う。レッスンは随時受け付ける(要予約)。

 レッスン以外で販売する商品は全てオリジナルの一点もの。「大量生産とは違い、一つ一つ表情が違う手作りの良さを大切にしたい」と小城さん。お菓子の形をした「カヌレキャンドル」(650円)、空豆の形をしたキャンドル付きの「まめ蜀(しょく)台」(3,000円)など。ウエディング用にオーダーを受けたという「カービングキャンドル・白」(2万5,000円)なども並べる。

 小城さんは「キャンドルのやわらかな炎は人と人の距離を近づけ心を打ち解けさせる効果がある。特別なタイミングにともされることの多いキャンドル。溶けて無くなってもともした時の記憶は残る。そんなお手伝いができたら」とも。

 営業時間は11時~19時(水曜のみ21時まで)。月曜定休。

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