ラジオ番組「OKYAAAMA（オキャーマ）！～大都会オカヤマな夜～」が4月16日、RSK山陽放送（岡山市北区天神町）で始まった。

　同番組は、同局アナウンサーの坂俊介さんと、地元アイドル・はるにゃんさんがパーソナリティーを務め、毎週日曜22時から放送。「田舎でも都会でもない岡山の魅力を一から発掘し、全国のあらゆる世代に岡山をPRする」（同局）バラエティー番組。

　坂さんは現在、天神ワイド 朝（木曜）、ファジアーノ岡山実況生中継などのラジオ番組を担当するアナウンサー。東京都出身で、父は文化放送の元アナウンサー。アナウンサー2年目のある日、6時からのラジオニュースを居眠りし、放送事故を起こしたことをきっかけに報道記者を3年、営業を9年務めた。アナウンサーに戻り、企画から収録、編集、スポンサー探しまで全てを行った経験があり、同局の人気番組「あもーれ！マッタリーノ」のパーソナリティーとしても活躍。

　はるにゃんは今年3月4日にデビューした地元アイドル。同番組の1回目の放送で坂さんがJR岡山駅前の桃太郎像前で出会いレギュラーとなった。中学生の時に、学校の先生から親に注意されるほどおしゃべりが好きだったはるにゃんは、目標のアイドル像はなく、「世界へ、宇宙へ羽ばたく、これまでにない自分らしいアイドルを目指す」という。

　「大都会オカヤマ○○な人」のコーナーでは、コスプレーヤーのちぃわーるど。さん、大型バスを個人用に購入したきょうだい、ラーメン女子のさなさんが登場した。ちぃわーるど。さんは月1回のレギュラーにもなった。坂さんは「日本一、世界一な人も岡山にもいると思うが、番組で出せるかどうかギリギリの人を発掘して、岡山の魅力を全国に届けたい」と話す。

　「OKYAAAMA大喜利」のコーナーでは、事前にツイッターでベスト5を公表し、リスナーに投票を呼びかける。「オキャーマファイトクラブ」のコーナーでは、県外のアイドルとご当地PRで戦う。

　坂さんは「準備をしっかりして、準備したもの以上を届けたい。はるにゃんの奇想天外な質問や脱線は、とんでもないところへ連れていくはず。日曜夜にたくさん笑って、カロリー消費をしてもらい、月曜から頑張ろうと思えるパワーとなる番組となれれば」と意気込みを見せる。