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岡山で野菜ラーメン「ベジそば」発表会 青果店と製麺所がコラボで開発

冨士麺ず工房の山下秀貴さん

冨士麺ず工房の山下秀貴さん

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 岡山市西川緑道公園沿いにある青果店「池田促成青果ラボ」(岡山市北区本町)で8月30日、「おかやまベジそば発表会」が開催された。

ベジそば(しょうゆ味)

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 同イベントでは、1947(昭和22)年創業の老舗製麺店「冨士麺ず工房」と池田促成青果ラボが共同で開発した新商品「おかやまベジそば」を初披露した。玉ネギ、ショウガ、ニンニク、ネギを中心に野菜だけで作られたスープをベースにした、しょうゆ味と塩味の「ベジそば」2種類を提供。麺は少し平らな細打ち麺で、具材はオクラ、揚げゴボウ、焼きナス、カボチャ、パプリカ、ナメコなど全て野菜となっている。

 同製麺店は県内外の300店以上に麺を卸している。30~40代の健康や美容に関心の高い女性をターゲットに、野菜で作ったラーメンの開発を行ってきた。研究を重ね今回、化学調味料を一切使わず作ることに成功したという。

 冨士麺ず工房の波夛悠也(はたゆうや)さんは「各店が独自のベジそばを開発してくれれば、新しいラーメン文化が生まれる可能性がある。いずれはベジそばマップが作れるようになればうれしい」と話す。

 この日は1食500円で約150食を完売。アンケートなどの意見を基に、次回のイベントも検討しているという。

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